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平成18年11月7日 寒冷前線に伴う竜巻による被害の状況(速報)
(財)日本気象協会北海道支社

【気象概況】

日本海にあった低気圧が急速に発達しながら北海道へ接近し、北海道の西海上を北上してオホーツク海へ入った。この低気圧に伴う活発な寒冷前線が北海道を通過し、網走地方では13時から14時にかけて通過したと推定される。

低気圧に向かって吹き込む下層の暖気と上空の寒気とによって大気の状態が非常に不安定になり、対流雲が発達して雷や突風、短時間強雨などの激しい現象が起こった。

網走管内の佐呂間町では竜巻が発生し、工事用のプレハブ事務所兼宿舎が倒壊して、作業員9名が死亡したのを始め、20数名が重軽傷を負った。竜巻の被害としては、統計のある1971年以降、最悪の死者数となった。

【現地調査速報】

(財)日本気象協会北海道支社は、独自に11月8日明け方から現地調査を実施した。竜巻は、明確な被害の痕跡が認められる(1)付近から北東の方向へ移動したと考えられ、青色の点線内に被害が集中していた。オレンジ色の線にはさまれた扇状のエリアに飛散物が集中しており、重い金属の飛散物が(5)付近で確認された。赤矢印は、構造物が倒された方向である。

竜巻

現地調査概略図   地形図:国土地理院2万5千分の1地形図(若佐)

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