
日本気象協会は中部大学、NPO法人アレルギー支援ネットワーク等と共同で、愛知県産業労働部の助成を受けて、風邪症候群と気管支喘息の医学気象予報をホームページ等で公開する実証事業に参加しています。
今日、我が国では急速な少子高齢化、医療費の高騰、国民皆保険体制や救急救命体制の危機、医師不足など健康長寿の達成を阻害する要因が山積しています。いずれも解決困難な問題ですが、病気の発症予防が最優先課題の一つであることは疑いありません。医学気象予報は気象情報に基づいて、病気の発症を予防(抑制)するための情報提供システムです。
喘息や風邪、脳梗塞、心筋梗塞などは特定の気象、あるいは気象の変化によって発症あるいは症状が変化する疾患であり、〔気象病〕と呼ばれています。私たちはこれら疾患の救急搬送患者数(名古屋市消防局提供)と気象要素との関連を検討し、発症しやすい気象条件を精度高く予測するアルゴリズムを開発してきました。
この度、実証実験の準備が整いましたので、2月6日(水)より風邪症候群と気管支喘息の医学気象予報を公開します。積極的に活用されて、健康長寿の一助にしていただきたいと思います。
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