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「ひまわり霧情報」の精度が向上しました

JWAでは、2008年9月から、気象衛星ひまわりの観測データから霧発生域を推定する「ひまわり霧情報」システムをスタートしています。2009年度は、日本財団による助成と商船三井フェリー株式会社の全面協力を得て、2009年5月から8月末まで、定期航路便フェリー「さんふらわあ ふらの」(商船三井フェリー株式会社)で霧観測を実施し、東海大学との共同研究により「ひまわり霧情報」との比較検証を行いました。その成果は「ひまわり霧情報」の改良に反映され、より的確な霧の判別が可能になりました。
 

精度の検証反映
フェリーによる霧観測で収集したデータをもとに、「ひまわり霧情報」の精度検証と精度向上のためのアルゴリズムの再検討を行いました。左下の図に比べ、アルゴリズム変更後の右下の図では、東北地方から北海道にかけての霧をより明確に捉えていることがわかります。
 

       (アルゴリズム変更前)

        (アルゴリズム変更後)

              図-1 「ひまわり霧情報」2009年6月18日23時

 

東京湾の濃霧をしっかりキャッチ!

2010年2月25日午前中、東京湾から北海道太平洋沿岸にかけて広い範囲で濃霧が発生し、東京湾では大型船舶の入港禁止やフェリーの運休、羽田空港での欠航等、交通機関に大きな影響を与えました。JWAの「ひまわり霧情報」の画像では、この日の濃霧の発生・拡大状況を明瞭に捉えていました。

午前6時(左下図)では、千葉県や関東の東海上に霧が広がっていますが、東京湾にはほとんど霧がかかっていません。午前9時(右下図)になると、千葉県から東海上の霧がさらに濃くなり、東風により東京湾まで入りこんできたことがわかります。東京湾の水温が低かったこともあり、昼前まで霧が残りました。
 

       (午前6時)

       (午前9時)

            図-2 「ひまわり霧情報」2010年2月25日

 

「ひまわり霧情報」は下記のホームページでご覧いただけます。霧の発生は、陸海空の交通機関や農業分野などに深刻な影響を与えるものです。JWAは、今後も海難事故の防止、交通機関の安全管理や運用の効率化、農業分野の被害軽減などに貢献する情報を提供してまいります。
 

「ひまわり霧情報」 URL : http://micos-sb101.on.arena.ne.jp/fog-info/

 

ひまわり霧情報は、霧海難防止に寄与すること目的として、日本財団の助成を受けて実施しました

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