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2013.07.31

津波早期検知のための精密気圧観測を開始

 一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野克彦)は、巨大津波の早期検知システムの構築に向けて基礎的なデータを取得するため、気圧のわずかな変化でも検知できる精密な気圧観測を2013年7月26日(金)より開始しました。 今回の観測は、岩手県大船渡市内の3つの中学校(大船渡中学校、末崎中学校、綾里中学校)で実施し、市教育委員会の協力により実現しました。

 それぞれの中学校には、微気圧観測装置と観測データを送信するパソコン、およびインターネット通信網にアクセスするためのWi-Fiモバイル、ルータを設置し、リアルタイムでセンター・サーバにデータを集約し保管します。
 津波の波源で発生したわずかな気圧変動の波は、津波の特徴を保ったまま、津波より速く伝わることから、これらの観測点で捉えた気圧データを解析することで、津波が到達する前に、津波の規模を従来より正確に推定できるようになると期待されます。これには東日本大震災で発生した津波被害が教訓として活かされています。
       
 今後は、順次観測点を増やしていき、将来は日本全国で精密な気圧観測ネットワークを構築したいと考えています。また、津波検出能力の向上に加え、それ以外の目的にも利用できる技術開発にも取り組んでいく予定です。
       
○精密気圧観測装置

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■関連ニュースリリース

・東日本大震災の津波による気圧変動に関する論文が「Nature Geoscience」に取り上げられました (2011年12月13日)

 http://www.jwa.or.jp/content/view/full/4119/

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