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2015.07.13

ノロノロ台風第11号が西日本に接近の恐れ! ~ 16日(木)から18日(土)は大雨・暴風・高波・高潮に警戒を ~

  一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、今週後半に日本に接近する恐れのある台風第11号に関する情報を発表します。

◇台風第11号の主なポイント
・台風が接近・通過する【近畿から九州、奄美】では、大雨や暴風に注意が必要
・台風から遠い【四国から関東の太平洋側】の地域でも、大雨や高波の影響がある見込み
・台風の速度が遅く、大雨や強風、高波の影響が長引く恐れ
・16日(木)の前後は大潮となるため、【太平洋側の沿岸部】では高潮
にも注意が必要
 


  “大型で強い”勢力の台風第11号は13日9時現在、中心気圧は950hPaで、ゆっくりとした速さで日本の南海上を北上しています。台風はこの後もゆっくりと北上を続け、16日(木)頃に西日本付近に接近する見込みです。その後、週末の18日(土)頃にかけてゆっくりとした速度で西日本付近を通過し、19日(日)頃には進路を北東へ変えて、本州~日本海付近を進む見込みです。
  台風が勢力を保ったまま近づく近畿から九州、奄美では、16日(木)から18日(土)にかけて大雨や暴風に警戒が必要となります。特に、九州南部や奄美は6月の記録的大雨で土砂災害の危険性が高くなっており、少しの雨でも厳重な警戒が必要です。関東から四国の太平洋側でも、台風から離れていても16日(木)以降は局地的な大雨に注意が必要です。また、関東から九州の太平洋側では15日(水)以降は高波に注意が必要で、さらに大潮の時期とも重なるため、高潮による浸水や冠水の恐れもあります。
  今回の台風は進行速度が遅いため、大雨や暴風などの影響が長引く見込みです。今週末にかけて、気象情報等に十分ご注意ください。

台風第11号の注意点.png
図1 台風第11号の予想進路と注意点
 
 
大雨・暴風の警戒期間(H27台風第11号).png

図2 大雨・暴風の警戒期間

<各地域のポイント>
◇近畿から九州(西日本)、奄美・沖縄
・16日(木)から18日(土)頃にかけて台風が接近・通過する恐れがあり、近畿から九州の太平洋側を中心に大雨や暴風に警戒が必要です
・台風の速度が遅いため、大雨や暴風の影響が長引く可能性があります
・九州南部は6月の記録的大雨で土砂災害の危険性がかなり高くなっており、少しの雨でも厳重な警戒が必要です
・15日(水)から18日(土)頃にかけて、太平洋側は高波や高潮に注意が必要となります

◇関東から東海・北陸(東日本)
・寒気が南下する16日(木)を中心に、台風周辺の湿った空気によって、台風から遠くても太平洋側を中心に雨が強まる恐れがあります
・18日(土)頃には台風が接近する可能性があり、大雨や強風に注意が必要です
・台風接近前の15日(水)頃から19日(日)頃にかけての長期間、太平洋側は高波や高潮が予想されるため、天気が穏やかでも絶対に海岸付近には近づかないようにしてください

◇北海道・東北(北日本)
・台風が日本海に抜けた後、19日(日)頃に北海道や東北へ接近する可能性があります
・台風が近づく地域では、局地的な大雨や強風に注意が必要です
・台風が温帯低気圧に変わっても、台風と同程度かそれ以上の大雨・強風となることがありますので、決して油断しないようにしてください

  なお、現在は上空の偏西風が北上しており、台風周辺には台風を動かす明確な上空の風の流れがないため、進路予想が非常に難しくなっています。今後、台風の進路予想や大雨・暴風の警戒地域・期間が大きく変わる可能性もありますので、日々最新の気象情報をご確認ください。

*本情報は7月13日(月)時点の情報をもとに作成したものです。最新の情報は、天気予報専門サイトtenki.jp(http://www.tenki.jp/)をご確認ください。

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