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日本気象協会からのお知らせ

2015.11.09

「寒地技術賞(計画部門)」を受賞 ~ビッグデータによる大雪時の交通障害解析~

  一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野 克彦)と、本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、
代表取締役社長:八郷 隆弘)が連名で昨年発表した論文「20142月山梨県大雪災害時の気象経過と交通障害状況」
が、2015114日(木)の第31回寒地技術シンポジウム(主催:一般社団法人北海道開発技術センター)において
寒地技術
賞(計画部門)を受賞しました。

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<表彰内容>

論文名:「2014年2月山梨県大雪災害時の気象経過と交通障害状況」
 

受賞者:丹治和博(一般財団法人日本気象協会)
須藤哲寛(一般財団法人日本気象協会)
今井武(本田技研工業株式会社、現・株式会社アマネク・テレマティクスデザイン)
永井慎一(本田技研工業株式会社)
菅原愛子(本田技研工業株式会社)
益田卓朗(本田技研工業株式会社)
 

この研究では、普段はあまり雪の降らない地域で大雪が降った際の交通障害の実態把握をテーマとしました。2014年
2月14日から16日にかけて大雪となった関東甲信越地方の
中でも山梨県を対象に、プローブデータ(注)から交通障害
を解析し、降雪量の時間経過と
照らし合わせて大雪災害の実態を把握したものです。その結果、累計降雪量の増加に
伴っ
て、渋滞や立ち往生などの道路交通障害の広域的な様子が明らかになりました。今後は他地域での大雪や吹雪の
事例を対象に、交通障害発生の原因となる気象要因や予兆現象
の解析を行い、円滑で安全な道路交通に役立つ情報
を提供する方法の検討を進めます。
なお、この研究は東北大学と民間企業5社による共同研究体(DOMINGO:Data
Oriented
Mobility Information Group)による研究の一環として行ったものです。


日本気象協会は、今後もプローブデータ等のビッグデータと気象情報を組み合わせた新しい情報提供の在り方を検討し、
「気象情報を活用した災害防止や減災」の実現を目指します。
 

(注)プローブデータとは…Global Positioning System(GPS、全地球測位システム)を搭載した自動車から得られる移動
軌跡情報。緯度経度、車両ID、時刻などの情報があり、カーナビゲーションや交通情報などで活用されています。

 

 

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