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2017.10.17

日本気象協会、「エリアプライス予測」を開始 ~多くのご要望にお応えして電力取引価格の予測(プライス予測)サービスを拡充~

  一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場1を対象として、全国9エリア(北海道、東北、東京、北陸、中部、関西、中国、四国、九州)の卸電力取引価格「エリアプライス2」の予測データ配信サービスを2017年10月23日(月)から開始します。

  日本気象協会では、2017年8月からスポット市場での30分ごとの電力取引価格(システムプライス3)を人工知能(AI)を使って予測する「プライス予測」を提供してきました。このたび、多くのお客さまからのご要望にお応えして全国9エリアのプライス予測にも対応し、サービスを拡充します。エリアプライス予測の提供開始により、小売電気事業者や発電事業者は、全国9エリアの市場価格やそのエリア間の価格差を考慮した、より経済的かつ効率的な電力調達計画の作成にご活用いただけます。

  なお、予測期間を延長した「週間予測」の配信サービスについては今冬に提供開始予定です。今後もさらなるサービス拡充を続けていきます。

エリアプライスの予測結果.png

エリアプライスの予測結果(2016年9月上旬の東京・関西)

天候・曜日などに伴う価格の変化傾向に加えて、エリア間の価格差を的確に表現


1.提供内容
  プライス予測サービスは、スポット市場での30分単位(1日48コマ)のシステムプライス、エリアプライスおよびスポット取引インデックスを予測し、オンラインで配信するものです。
  プライス予測は、全国各地の気温や日射量など日本気象協会独自の気象予測データを、人工知能(AI)などの解析技術により予測します。

2.プライス予測のサービス概要
(1) サービス内容

項目 

内容 

予測対象 

一日前市場(スポット市場)

データ内容

①    スポット市場の取引価格(30分単位、1日48コマ)
      ・システムプライス
      ・エリアプライス(全国9エリアごと)
②    スポット市場インデックス
      ・DA-24(00:00~24:00平均値)
      ・DA-DT(08:00~22:00平均値)
      ・DA-PT(13:00~16:00平均値)※単位:[円/kWh]

発表回数 

1日4回

発表時間 

受渡日の前々日14時
受渡日の前々日20時
受渡日の前日  02時
受渡日の前日  08時

提供方法

オンライン配信


(2) サービス特長

ž  ・日本気象協会の独自気象予測データを活用
  ・気象ビッグデータ分析と人工知能(AI)による解析技術
  ・電力需要予測や太陽光発電出力予測に関するノウハウ

 

(3) サービス活用例
利用用途:  小売電気事業者および発電事業者でのエリアごとの電力の調達・販売計画の作成
内容  :  小売電気事業者は、計画値同時同量制度4に基づき、必要な電力を事前に確保する必要があります。また、発電事業者は自社で発電する電気を相対取引やスポット市場などを介して販売しています。日本気象協会のエリアプライス予測により、全国9エリアの市場価格やそのエリア間価格差を考慮した、経済的で効率的な調達・販売計画を作成することが可能となります。

(4) サービス開始日
2017年10月23日(月)


【サービスに関するお問い合わせ先(法人向け)】
日本気象協会 環境・エネルギー事業部 営業課
Tel:03-5958-8142 Mail:ke-eigyo_kankyo@jwa.or.jp

*報道関係の方は日本気象協会 広報室までお問い合わせください。



リンク:
プライス予測サービス紹介(https://www.jwa.or.jp/service-business/service/898.html




※1 スポット市場
日本卸電力取引所(JEPX)によって開催される電力取引市場の一つ。翌日に受渡される電力は、30分単位(1日48コマ)で取引される。

※2 エリアプライス
約定結果によっては、連系線に流せる電力量の制約により、約定価格をエリアで分けて計算する必要がある。このときに算出される価格のこと。

※3 システムプライス

日本全国の入札を合成して需要供給曲線を描き、売買を成立させたときの約定価格のこと。

※4 計画値同時同量制度
小売電気事業者および発電事業者が、発電・需要の前日計画値と当日の実績値が30分単位で一致するように調整を行う制度のこと。計画値と実績値に差分が生じた場合、一般送配電事業者に対してインバランス料金を支払う必要がある。

以上

 

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