生活を豊かにする気象コンテンツ開発
Services
気象情報を、もっと生活に寄り添ったオリジナルのコンテンツに。生活を豊かにする気象コンテンツの企画・サービスを開発します。
気象情報は天気・気温・風向風速など、さまざまな要素があり、日常生活の中で次の行動の意思決定にも使われるものです。今日は何を着よう?コートは必要?気温や気圧の変化で体調が変わりやすいから対策が必要…など、より生活や健康に寄り添ったコンテンツを企画・開発します。
導入事例
■ 株式会社フジテレビジョンさま「めざましテレビ」×株式会社Specteeさま×日本気象協会 『AI天気』
〇概要
『AI天気』はテレビ番組のコンテンツとして、お天気カメラ映像をAI解析し、「春物のコート着用率」を判定した結果を数値化し新たな情報として発表したものです。日本気象協会が実施した調査の結果から、当日の持ち物や服装を決めるために、起床時のタイミングでテレビの天気予報で情報を得ている人が多いことが分かりました。この結果を受けて、現在の気温や体感を重視した服装や持ち物に関する情報が重要であると考え、日本気象協会、フジテレビ、スペクティの三社でタッグを組み、新しい生活コンテンツの実証実験として取り組みました。
〇活用イメージ

■ 東京ガス株式会社さま×日本気象協会 『ヒートショック予報』
〇概要
長年、医療関係者や有識者の間では冬の寒さに起因する「浴室事故」や家屋内の寒さによる健康被害が問題視されていた一方、それ以外の方からは認知度が低く、問題意識がほとんどないという状況がありました。この状況を打開すべく、東京ガスと日本気象協会では、気象予測情報にもとづく家の中でのヒートショックのリスクの目安である『ヒートショック予報』を共同開発しました。ヒートショック予報は、東京ガス『myTOKYOGAS』や『tenki.jp』にて、誰でも閲覧可能になったほか、この指数のリリースをきっかけに、メディアなどでもヒートショック対策の情報発信を行えるようになりました。
暑さ寒さは、体調不良の第一歩になる事もあります。冬季は、入浴時には浴室や脱衣室を暖める、できる限り、家の中に極端に寒い場所を作らないように暖めて、温度差を少なく過ごしていただく…ヒートショック予報はそのような対策を始めるきっかけとなることを目指します。
〇表彰実績
一般社団法人日本ガス協会 2021年度「技術賞・サービス技術部門」
ヒートショック予報サービスの開発
https://www.jwa.or.jp/news/2021/03/12753/
〇活用イメージ



※『STOP!ヒートショック』プロジェクトは東京ガスが幹事企業、日本気象協会がパートナーとなり、企業協働で推進しているプロジェクトです。
■ 国営ベトナムテレビジョン(VTV)さま「Vietnam Today」×日本気象協会『美肌指数』
〇概要
ベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)において、日本気象協会の気象予測・予報技術とその放送に関するノウハウを活用。ベトナム国内向け指数情報を開発し、現地テレビ局にて試験的に放送を行いました。
ベトナムでは「肌や美容に関する情報」のニーズが高かったため、ベトナム国内の気象データを基に、日本気象協会が『美肌指数』の開発を行いました。『美肌指数』とは、屋外の気象条件の内、紫外線、乾燥、汗のかきやすさから、その日の美肌の保ちやすさを5段階のレベルに分け、スキンケアのポイントを伝える指数です。
指数情報はベトナム国内の天気予報コンテンツとしては、これまでにない新しい取り組みです。『美肌指数』はVTV1チャンネルの「Vietnam Today」というニュース番組内で放送されました。
〇活用イメージ

関連ニュース
映像の「AI解析」を活用した服装情報の実証実験を開始
~フジテレビ「めざましテレビ」で日本初の放送~
https://www.jwa.or.jp/news/2019/04/4220/
日本気象協会とJMDC スマートフォン向けアプリ「ぜんそくリスク予報」を提供開始
~「Health Weather(R)」サービス 第1弾~
https://www.jwa.or.jp/news/2018/09/4375/
日本気象協会、日本医療データセンターとともに「Health Weather(R)」サービスを開始 気象と「ぜん息」患者発生数との関係を調査した分析結果を公開
https://www.jwa.or.jp/news/2017/12/4548/
日本気象協会と東京ガスが共同開発した「ヒートショック予報」を天気予報専門メディア「tenki.jp」で提供開始
https://www.jwa.or.jp/news/2017/10/4517/