洋上風況推定シミュレーション
Services
気象の3次元数値シミュレーションにより、洋上風力発電の事業性評価に必要な風況データを推定します。
「洋上風況推定シミュレーション」は、洋上風力発電事業を計画する海域での風況を気象モデルにより推定し、洋上風力発電の事業性評価に必要な解析を実施するサービスです。
300mメッシュでの高解像度な数値シミュレーションを行い、洋上風力発電の風車ハブ高さ(高度100mなど)の風況マップや、台風や前線通過などの気象状況を加味した年間風況データなどを提供します。本サービスで提供する洋上風況推定値は、直接観測が難しい洋上での空間的な風況データとして、洋上風力発電事業の事業性評価に活用いただけます。
さらに、日本気象協会が開発した洋上風況観測システム「BuoyLidar(ブイライダー)」で取得した洋上風況の観測値を気象モデルに取り込むことで、より高精度な洋上風況の推定が可能です。

サービス内容

特徴
- 洋上風力発電事業を計画する海域を対象に、300mメッシュでの高解像度な気象の数値シミュレーションを行い、洋上風力発電の事業性評価に必要となる風況データを推定
- 風車ハブ高さ(高度100mなど)の風況マップや、台風や前線通過などの気象状況を加味した年間風況データなどを提供可能
- 日本気象協会が開発した洋上風況観測システム「BuoyLidar(ブイライダー)」の観測値を数値シミュレーションに取り込むことで、より高精度な洋上風況の推定が可能
用途
・洋上風力発電事業の事業性評価
関連ニュース
・洋上風力発電の事業性評価を支援する「洋上風況推定シミュレーション」を提供開始 ~気象モデルにより、風車ハブ高さ100mの洋上風況を300mメッシュで解析~(2020/11/30 日本気象協会ニュースリリース)https://www.jwa.or.jp/news/2020/11/11684/
・低動揺型スパーブイを用いた洋上風況観測システム「BuoyLidar」の実証実験を終了
~山形県酒田沖の厳しい海洋環境で、安定した長期観測を確認~(2020/9/15 日本気象協会ニュースリリース)https://www.jwa.or.jp/news/2020/09/11056/
・日本気象協会「平成28年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択される~「洋上風況の観測システム及び推定に関する技術開発・実証事業」を実施~(2016/9/13 日本気象協会ニュースリリース)https://www.jwa.or.jp/news/2016/09/4638/