日射量・太陽光発電量の経年変動解析
Services
事業採算性やリスク評価に、日射量・発電量の経年変動解析をご活用いただけます。
「日射量・太陽光発電量の経年変動解析」では、過去30年間(1985年~2014年)の日射量データを用いて、太陽光発電所の建設予定地点での日射量・太陽光発電量の変動を解析して提供します。太陽光発電所を建設する場合には、「発電量が年によってどの程度変動するか」を把握し、事業採算性やそのリスクを評価する必要があります。この解析により、リスク評価に不可欠な、日射量と発電量の30年間平均値、最大値・最小値、標準偏差、出現頻度、超過確率などの統計情報を把握することができます。
サービス内容
● 太陽光発電量の変動グラフ(年平均・月平均)
30年間の年平均、月平均の日射量・発電量のグラフより、対象地点での日射量(発電量)の年単位・月単位の変動を視覚的に把握できます。
● 30年平均値、最大値、最小値、標準偏差のグラフ
対象地点での年変動の傾向を定量的に把握することができます。過去30年間の最大値・最小値、標準偏差は太陽光発電事業の長期的な採算性の評価を行う上で重要な指標となります。
● 年平均日積算発電量の超過確率
一定の日射量(発電量)以上となる確率を超過確率といいます。超過確率を用いると、どの程度の確率で一定以上(以下)の日射量(発電量)となるのかがわかります。例えば10年に1回の低日射の年がどの程度の日射量になるのかを把握することができます。
特徴
・長期的な日射量・太陽光発電量の変動を考慮した事業採算性評価・リスク評価に活用可能
・任意の傾斜角、方位角での日射量、発電量を計算
・全国各地の解析結果を提供可能
用途
・太陽光発電設備を建設する際の事業採算性評価・リスク評価
・セカンダリー市場(中古の太陽光発電所の売買市場)での太陽光発電所の事業採算性評価・リスク評価
・自家消費型太陽光発電設備へのPPAモデル導入検討