吹雪量予測情報~吹雪に対する対応
Services
これから発生する吹雪が、過去に交通障害が発生しているような規模になるのか、どの時間帯に発生するかを予測できます。
北海道などの積雪寒冷地域では、吹雪・地吹雪が原因となる交通障害が毎年のように発生し、特に近年では発達した低気圧に伴う暴風雪が多発し、交通障害の頻度が増加傾向にあります。そのため吹雪の厳しい気象状況時は、例えば道路管理者がいち早く事前に通行規制を実施するなど、吹雪災害の拡大を防止する取り組みが行われています。『吹雪量予測情報』は、道路管理者や維持業者の吹雪に対する迅速な対応を支援するだけでなく、鉄道の運行などその他の交通事業者にも幅広く活用いただける情報です。日本気象協会では、既往研究文献をもとに独自の気象解析データ・気象予測データを用いて、吹雪の度合いを注意、警戒などにランク分けして予測します。
特徴
携帯電話、スマートフォン、PCのWEBサイトで1時間ごと24時間先までの『吹雪ランク』の予測値を提供します。提供箇所は1kmメッシュ単位の任意で指定でき、指定した吹雪ランク(1~3)を超えた場合にメール通知することも可能です。【情報提供実績:国土交通省北海道開発局、北海道建設管理部、青森県】
◆吹雪ランク(道路管理者・維持事業者向け)
吹雪ランク1:吹雪による交通障害の可能性は低い
吹雪ランク2:吹雪による交通障害の可能性がある
吹雪ランク3:吹雪による交通障害の可能性が高い
用途
- 吹雪災害に対する防災対策、道路管理における通行規制判断、安全対策支援
用語説明
吹雪量:単位時間に風向に直角な単位幅を通過する雪の総量