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2017.03.29

2017年桜開花予想(第6回) ~九州、四国の開花は遅く、西日本のお花見は来週末がおすすめ~

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、2017年3月29日(水)に日本全国89地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第6回)を発表します。
また、昨年に引き続き、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表します。さらに、今年は北海道の「新ひだか町」を新たに予想地点として加えています。
開花予想は日本気象協会のコーポレートサイト(http://www.jwa.or.jp/)や天気予報専門メディア『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』(https://tenki.jp/sakura/expectation/)にて無料で公開します。

(1) 概況
2017年の桜前線は平年より遅いペースで進んでいます。九州地方や四国地方では、平年よりかなり遅い開花となるところもありそうです。
今週末にかけて、九州地方から関東地方の多くのところで桜が開花する見込みです。すでに桜が開花した東京、名古屋、広島、福岡などでは開花から満開までの日数が10日前後となり、4月の上旬に各地で満開の桜の下、お花見を楽しめそうです。
4月は全国的に平年並みの気温が続く予想で、北陸地方や東北地方の南部の桜は平年並みかところにより早く、4月上旬に開花するでしょう。北海道も平年並みで、ゴールデンウィークに開花が始まる見込みです。

sakura_20170329_43[1].jpg2017年 桜開花予想前線図 

●日本気象協会 長期予報(気温)

 

気温

4月

5月

~桜開花予想チームのコメント~

北日本

平年並か高い

平年並か高い

北日本では、4月の気温の予想が前回予想よりも高くなり、「平年並」から「平年並か高い」に変わりました。しかし、予想開花日は前回とほぼ変わりません。東日本、西日本の予報は前回予想からの変更はありません。

東日本

平年並

平年並か高い

西日本

平年並

高い

(2)週末は再び寒の戻り、春はまだ先

3月は全国的に気温が上がらず、3月29日の時点で東京や大阪、福岡など多くの都市で20度を超える日がありませんでした。このため、花芽の生長は足踏み状態となっているところがあります。今週半ば(29日、30日)は全国的に平年並みの暖かさとなりますが、今週末は寒さが戻るでしょう。来週になると、春らしい陽気となり北日本でも最高気温が10度前後になる予想です。春本番の暖かさとなるのはまだ先になりそうですが、桜の開花や満開は少しずつ進むでしょう。

(3)桜開花予想のたより(リレートーク)

 

桜第6回_リレートークb.png

 

別紙
●各地の桜(ソメイヨシノほか)の2017年予想開花日・予想満開日(3月29日発表)
※平年(昨年)差の「-」は平年(昨年)よりも早く、「+」は平年(昨年)よりも遅いことを表します。
※平年値や昨年値は、気象庁・各自治体や名所の値を用い、平年値のない地点は過去の観測データをもとに算出しました。
※満開を観測していない地点と過去の観測の記録がない地点は、予想満開日は発表しません。
※長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町、新ひだか町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、そのほかの各地はソメイヨシノを対象としています。
※予想開花日、予想満開日の( )はすでに開花や満開になった地点です。

 

 

九州地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

福岡県

福岡市

(3月25日)

+2

+6

4月4日

+3

+5

大分県

大分市

4月3日

+10

+6

4月10日

+7

+2

長崎県

長崎市

3月30日

+6

+8

4月7日

+4

+8

佐賀県

佐賀市

4月1日

+8

+9

4月9日

+6

+9

熊本県

熊本市

4月1日

+9

+10

4月9日

+8

+7

宮崎県

宮崎市

4月1日

+8

+8

4月9日

+7

+4

宮崎県

都城市(母智丘公園)

4月1日

+8

+7

4月8日

+8

+5

鹿児島県

鹿児島市

4月4日

+9

+8

4月11日

+7

+5

気象予報士コメント

日本気象協会 九州支社

福岡市の桜は25日に開花しましたが、九州のその他の各地はこのところの強い寒の戻りでつぼみの膨らみがペースダウンしています。今後もしばらくは気温が平年よりやや低い日が多くなると予想され、4月に入ってから桜が開花するところが多くなりそうです。

 

 

四国地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

香川県

高松市

3月31日

+3

+5

4月8日

+3

+4

徳島県

徳島市

3月30日

+2

0

4月7日

+2

-1

愛媛県

松山市

3月30日

+5

+7

4月6日

+2

+3

愛媛県

宇和島市

(3月25日)

+3

+5

4月4日

+3

+5

高知県

高知市

(3月29日)

+7

+5

4月6日

+7

+4

高知県

宿毛市

(3月28日)

+5

+9

---

---

---

気象予報士コメント

日本気象協会 四国支店

3月後半に入ってから順調に春とはいかず、まだしぶとく寒気が流れ込む日があり、桜の開花に影響を与えています。開花は前回予想よりもやや遅れ気味ですが、25日の宇和島の開花を皮切りに、今後は順調に花開くでしょう。

 

 

中国地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

広島県

広島市

(3月27日)

0

+4

4月5日

+1

+3

岡山県

岡山市

3月31日

+2

+5

4月8日

+2

+7

島根県

松江市

4月1日

+1

+9

4月8日

0

+9

鳥取県

鳥取市

4月1日

+1

+9

4月8日

+1

+8

山口県

下関市

(3月29日)

+2

+1

4月6日

+1

+3

山口県

岩国市

(錦帯橋・吉香公園)

3月30日

+3

+6

4月5日

0

+3

気象予報士コメント

日本気象協会 中国支店  

広島市では27日に桜の開花発表がありました。その他の中国地方各地でもまもなく開花の便りが届くでしょう。開花してしばらくの間は平年より気温が低めに経過する見込みで、満開まで長くお花見が楽しめそうです。

 

 

近畿地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

大阪府

大阪市

3月29日

+1

+6

4月5日

0

+4

滋賀県

彦根市

4月3日

+1

+4

4月9日

0

+4

京都府

京都市

3月29日

+1

+6

4月6日

+1

+4

兵庫県

神戸市

3月29日

+1

+3

4月6日

+1

+3

兵庫県

姫路市(姫路城)

3月30日

+1

+6

4月8日

+1

+5

奈良県

奈良市

3月31日

+2

+8

4月5日

0

+3

和歌山県

和歌山市

3月29日

+3

+7

4月6日

+2

+6

気象予報士コメント

日本気象協会 関西支社

近畿地方の桜も、いよいよ開花が近づいてきています。今週は開花の便りが次々と届きそうです。ただ、週末は比較的気温が低めになるため、桜が咲いた後も花が長持ちしそうです。

 

 

東海地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

愛知県

名古屋市

(3月28日)

+2

+9

4月6日

+3

+6

静岡県

静岡市

3月31日

+6

+4

4月7日

+4

+2

静岡県

浜松市(浜松城公園)

3月31日

+4

+3

4月9日

+5

+6

岐阜県

岐阜市

(3月28日)

+2

+8

4月6日

+2

+6

岐阜県

高山市

4月16日

+1

+10

4月22日

+2

+9

三重県

津市

4月1日

+2

+4

4月7日

+2

+5

気象予報士コメント

日本気象協会 中部支社

名古屋では先週末の冷たい雨に打たれながらも、春の日差しにパワーをもらって開花しました。来週後半には満開を迎えるところが多いですが、朝晩は寒いです。お花見は暖かい服装で。飛騨高山は、4月半ばにちらほら咲き始めそうです。

 

 

関東地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

東京都

東京都心

(3月21日)

-5

0

4月2日

-1

+2

東京都

八王子市

(3月28日)

0

+6

---

---

---

茨城県

水戸市

3月31日

-2

+3

4月10日

+2

+4

栃木県

宇都宮市

3月31日

-1

+3

4月9日

+1

+5

群馬県

前橋市

3月30日

-1

+7

4月8日

+2

+7

埼玉県

熊谷市

(3月28日)

-1

+5

4月5日

0

+4

埼玉県

さいたま市

(大宮公園)

(3月22日)

-4

0

---

---

---

千葉県

銚子市

3月30日

-1

-2

4月6日

-2

0

神奈川県

横浜市

(3月25日)

-1

+2

4月2日

-1

0

神奈川県

小田原市

(小田原城址公園)

(3月24日)

-2

+1

4月6日

+3

+2

東京都

八丈島

(八丈植物公園)

4月6日

+6

+3

4月15日

+6

+7

気象予報士コメント

日本気象協会 本社

東京を皮切りに、さいたま、横浜、熊谷で開花し、関東地方では桜のシーズンが始まりました。ただ、今週末は再び平年より気温が低く寒くなるため、その他の地域の開花や、既に咲いているところの満開まではもう少し時間がかかりそうです。

 

 

甲信地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

山梨県

甲府市

3月29日

+2

+6

4月3日

0

0

長野県

長野市

4月13日

0

+10

4月18日

+1

+10

長野県

大町市

(大町山岳博物館)

4月20日

+1

+10

4月26日

+4

+10

長野県

飯山市

(飯山城址公園)

4月17日

0

+7

---

---

---

長野県

松本市(松本城)

4月11日

+1

+10

4月16日

+1

+10

長野県

上田市

(上田城跡公園)

4月10日

+1

+9

4月15日

+2

+9

長野県

小諸市(懐古園)

4月18日

+3

+10

4月24日

+3

+12

長野県

諏訪市(高島公園)

4月15日

+3

+11

---

---

---

長野県

伊那市

(高遠城址公園)

4月11日

-1

+8

4月18日

+1

+10

長野県

飯田市(大宮通り)

4月5日

+1

+7

4月11日

+2

+9

長野県

飯田市(天竜峡)

4月2日

+2

+7

---

---

---

気象予報士コメント

日本気象協会 長野支店

先週の長野県内は、平年より低い気温になった日が多く、桜のつぼみもかたいままです。さらに、3月終わりから4月上旬にかけて、気温の低い傾向が続く見込みのため、前回予想より遅くなったところが多く、平年並みか平年よりやや遅い開花になりそうです。

 

 


北陸地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

新潟県

新潟市

4月8日

-1

+5

4月14日

0

+7

新潟県

上越市(高田公園)

4月6日

-2

+5

4月12日

-1

+6

富山県

富山市

4月4日

-1

+6

4月9日

-1

+8

富山県

高岡市

(高岡古城公園)

4月6日

0

+6

4月10日

0

+7

石川県

金沢市

4月2日

-2

+3

4月8日

-2

+4

石川県

輪島市

4月6日

-3

+3

---

---

---

福井県

福井市

4月3日

0

+7

4月9日

0

+9

気象予報士コメント

日本気象協会 新潟支店

時折の晴れ間でつぼみもやっと膨らみ始めました。桜の枝に緑のつぼみが目立ち始め、桜並木の周辺では春を待っていた家族連れや子どもたちの声が多くなってきました。まだ寒暖を繰り返しますが、ゆっくりとでも着実に開花の準備が進んでいます。

 

日本気象協会 北陸支店

寒暖の差は大きいものの、晴れた日の日差しの強まりは本格的な春へと近づいていることを感じさせます。条件の良い場所の桜は、つぼみも膨らみ、少し赤い部分も見え始めています。北陸の「春」はいよいよというところまで近づいています。開業2周年を迎えた北陸新幹線で、ぜひ北陸の春を満喫しに来てください。

 

 

東北地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

宮城県

仙台市

4月7日

-4

+6

4月14日

-2

+8

青森県

青森市

4月23日

-1

+6

4月29日

0

+8

青森県

弘前市(弘前公園)

4月22日

-1

+4

4月28日

0

+5

青森県

八戸市

4月22日

-1

+6

---

---

---

秋田県

秋田市

4月17日

-1

+3

4月22日

0

+3

秋田県

仙北市

(角館・桧木内川堤)

4月24日

0

+4

4月29日

+1

+6

岩手県

盛岡市

4月19日

-2

+8

4月25日

0

+7

岩手県

北上市(北上展勝地)

4月20日

0

+8

4月26日

0

+6

岩手県

大船渡市

4月12日

-2

+10

---

---

---

山形県

山形市

4月14日

-1

+8

4月19日

0

+9

山形県

酒田市(日和山公園)

4月11日

-3

+5

4月16日

-2

+2

福島県

福島市

4月8日

-1

+9

4月12日

-1

+9

福島県

いわき市(小名浜)

4月4日

-2

+4

4月11日

-1

+2

気象予報士コメント

日本気象協会 東北支局

この1週間は期間の前半は暖かくなりましたが、後半は寒気の影響で気温は平年を下回る日がありました。これから先、気温は平年並みかやや高い予想です。このため、桜の開花は平年並か早い見込みです。来週は東北にもいよいよ桜の季節がやってきます。

 

 

北海道地方

地点

予想開花日

平年差(日)

昨年差(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

北海道

札幌市

5月2日

-1

+7

5月6日

-1

+5

北海道

稚内市

5月14日

0

+1

5月18日

+1

+3

北海道

留萌市

5月9日

0

+4

5月11日

-2

+2

北海道

旭川市

5月6日

+1

+3

5月8日

+1

+4

北海道

倶知安町

5月9日

0

+3

5月13日

0

+5

北海道

網走市

5月13日

+2

+5

5月15日

+1

+5

北海道

帯広市

5月5日

+1

+5

5月8日

+1

+5

北海道

釧路市

5月17日

0

+7

5月21日

+1

+8

北海道

根室市

5月19日

+1

+6

5月25日

+1

+7

北海道

室蘭市

5月4日

-2

+9

5月9日

-2

+7

北海道

浦河町

5月10日

0

+7

5月14日

+1

+8

北海道

函館市

4月29日

-1

+5

5月4日

0

+8

北海道

松前町(松前公園)

4月27日

-1

+5

---

---

---

北海道

新ひだか町

(二十間道路)

5月7日

+2

+9

5月9日

0

+8

気象予報士コメント

日本気象協会 北海道支社

札幌では先週の23日に21センチの雪が降り、3月下旬としては12年ぶりの春の大雪となりました。しかし日の当たる歩道では雪は消え、自転車が乗れるようになってきました。この先、季節は順調に進み、道内各地の桜はほぼ平年並みに開花する見込みです。

 

【言葉の説明】
平年:1981~2010年の平均値
かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い    :平年よりも3日から6日早い
平年並   :平年との差が2日以内
遅い    :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い

 

●日本三大桜 開花予想

 

 

都道府県

地点

予想開花日

平年差

(日)

昨年差

(日)

予想満開日

平年差(日)

昨年差(日)

三春滝桜

福島県

三春町

4月16日

---

+12

4月21日

---

+11

山高神代桜

山梨県

北杜市

3月31日

---

+2

4月6日

---

+5

根尾谷淡墨桜

岐阜県

本巣市

4月6日

---

+9

4月10日

---

+7

        ※日本三大桜は平年値なし

【日本三大桜について】
日本三大桜は、福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(エドヒガンザクラ)を指します。いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されています。樹齢が1000年以上で、幹回りが9メートル以上あります。

日本三大桜の開花予想作成にあたり、地元自治体やお寺の住職の方々のご同意を得て、過去の長年にわたる開花日や満開日の観測データを使わせていただき、それぞれの桜の開花日や満開日に関する独自の予測式を作成しました。開花時期には日本気象協会の気象予測を用い、地元自治体やお寺の住職の方々のご協力も得ながら、精度の良い開花予測を提供します。

日本気象協会は企業メッセージ「ハーモナビリティ」の考えのもと、“お天気コンシェルジュ”として、日々の生活に役立つ気象情報や防災情報、四季の変化を楽しむ季節情報などを提供することで、利用者の生活を豊かにする新しい価値を届けていきます。

 

2017年 桜開花予想に関するよくあるご質問


日本気象協会の桜開花予想について、よくあるご質問をまとめました。

Q1:桜開花予想の発表のスケジュールは?

A1:第1回は2月8日(水)、第2回は3月1日(水)、以降、3月から4月下旬まで毎週水曜日に発表します。 2月中は【○月○日頃】として開花時期の傾向を発表し、3月以降は【開花日○月○日】【満開日○月○日】の形で発表します。

 

Q2:日本気象協会の開花予想の特徴は?
A2:各地気象台の標本木や公園などの協力機関による正確な観測データを重視した、気象学的根拠に基づいた予想を出しています。

 

Q3:開花日・満開日の基準は?
A3:気象庁の観測基準と同じです。開花日は標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、満開日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

 

Q4:予想する地点数は?
A4:2月中に発表する開花時期の傾向は48地点、3月以降に発表する開花日・満開日予想は全国で約90地点を発表します。予想地点約90地点は、各地気象台が観測する標本木53地点と自治体・公園などの協力機関から観測データを得られる36地点を対象としています。また、昨年から日本三大桜の3地点を加えています。

 

Q5:日本気象協会の桜開花予想の手法は?
A5:独自手法を用いて開花予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いるものです。2016年の桜開花/満開予想の平均誤差は、開花予想が2.5日、満開予想が2.0日でした。東海・関東地方や北海道の開花直前の気温が予想より高い状態が続き、予想より数日早い開花になったため誤差が生じました。

 

Q6:開花予想に使うデータは?
A6:①前年秋から予想作業日前までの気温観測値

②予想作業日から開花時期までの気温予測値(当協会ポイント予報および長期予報)を使用しています。桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽(はなめ)は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休眠から覚めます(休眠打破)。休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

 

Q7:長期予報の「北日本」「東日本」「西日本」の区分はどこ?
A7:気象庁が用いる範囲の通りです。北日本には北海道と東北地方、東日本には関東甲信・北陸・東海地方、西日本には近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部が含まれます。

 

Q8:開花予想はどこで見られる?
A8:日本気象協会のコーポレートサイト(http://www.jwa.or.jp/)、ならびにtenki.jp(https://tenki.jp/sakura/expectation/)、でご利用いただけます。tenki.jp では、開花(満開)の予測だけでなく、3月以降は、全国のお花見ポイントの実況や見どころ情報も提供します。

以上

 



九州地方 

地点 

予想開花日 

平年差(日) 

昨年差(日) 

予想満開日 

平年差(日) 

昨年差(日) 

福岡県 

福岡市 

(325) 

+2 

+6 

44 

+3 

+5 

大分県 

大分市 

43 

+10 

+6 

410 

+7 

+2 

長崎県 

長崎市 

330 

+6 

+8 

47 

+4 

+8 

佐賀県 

佐賀市 

41

+8

+9

49

+6

+9

熊本県

熊本市

41

+9

+10

49

+8

+7

宮崎県

宮崎市

41

+8

+8

49

+7

+4

宮崎県

都城市(母智丘公園)

41

+8

+7

48

+8

+5

鹿児島県

鹿児島市

44

+9

+8

411

+7

+5

気象予報士コメント

日本気象協会 九州支社

福岡市の桜は25日に開花しましたが、九州のその他の各地はこのところの強い寒の戻りでつぼみの膨らみがペースダウンしています。今後もしばらくは気温が平年よりやや低い日が多くなると予想され、4月に入ってから桜が開花するところが多くなりそうです。

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