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2017.08.23

日本気象協会、「電力取引価格の予測(プライス予測)サービス」を開始 ~日本卸電力取引所のスポット取引価格をAI技術で予測~

  一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、民間気象会社として初となる(日本気象協会調べ)、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場1を対象とした電力取引価格予測(以下「プライス予測」)のサービス提供を2017年8月28日(月)から開始します。
  プライス予測では、スポット市場での30分ごとの電力取引価格(システムプライス2)を人工知能(AI)によって予測します。これにより、小売電気事業者や発電事業者は、電力の市場調達コストを算出し、電力需要予測値に合わせた経済的かつ効率的な電力調達計画を作成するなど、電力取引の際の支援材料としてご活用いただけます。
  また、今秋には地域ごとの価格(エリアプライス3)予測を提供開始予定です。

プライス予測_システム概要.png
プライス予測システムの概要

 

プライス予測_予測結果.jpg

盛夏期の電力取引価格の予測結果
天候、曜日などによる価格の時系列変化を的確に表現


1.提供内容
  プライス予測は、スポット市場での30分ごと(1日48コマ)の予測価格を、オンラインで配信します。
  プライス予測は、気温や日射量をはじめとした日本気象協会独自の気象予測データを用いて、人工知能(AI)による解析技術をもとに予測を行っています。日本気象協会の「電力需要予測サービス」や「太陽光発電出力予測サービス」のノウハウを活用し、電力の需要・供給を考慮したプライス予測を提供することが可能となりました。

2.プライス予測のサービス概要
(1) サービス内容

項目 

内容 

予測対象 

一日前市場(スポット市場)

データ内容

①スポット市場の取引価格(30分単位、1日48コマ)
②スポット取引インデックス
・DA-24(00:00~24:00平均値)
・DA-DT(08:00~22:00平均値)
・DA-PT(13:00~16:00平均値) ※単位:[円/kWh]

発表回数 

1日4回(2時、8時、14時、20時)

提供方法

オンライン配信


(2) サービス特長

 

・日本気象協会の独自気象予測データを活用
・気象ビッグデータ分析と人工知能(AI)による解析技術
・電力需要予測や太陽光発電出力予測に関するノウハウ


(3) サービス活用例
利用用途:       小売電気事業者での電力調達計画の作成
内容  :   小売電気事業者は、計画値同時同量制度4に基づき、必要な電力を事前に確保する必要があります。特に自社発電設備の少ない事業者は、翌日販売する電力の多くをスポット市場から調達する必要があります。日本気象協会のプライス予測により、市場調達コストを算出し、最適な調達計画を作成するなど、電力の調達・販売に関する経済的な取引の実現に活用いただけます。


(4) サービス開始日
 2017年8月28日(月)

(5) サービスに関するお問い合わせ先(法人向け)
 一般財団法人 日本気象協会 環境・エネルギー事業部 営業課
  Tel:03-5958-8142 Mail:ke-eigyo_kankyo@jwa.or.jp

※1 スポット市場
日本卸電力取引所(JEPX)によって開催される電力取引市場の一つ。翌日に受渡される電力は、30分単位(1日48コマ)で取引される。

※2 システムプライス
日本全国の入札を合成して需要供給曲線を描き、売買を成立させたときの約定価格のこと。

※3 エリアプライス
約定結果によっては、連系線に流せる電力量の制約により、約定価格をエリアで分けて計算する必要がある。このときに算出される価格のこと。

※4 計画値同時同量制度
小売電気事業者および発電事業者が、発電・需要の前日計画値と当日の実績値が30分単位で一致するように調整を行う制度のこと。計画値と実績値に差分が生じた場合、一般送配電事業者に対してインバランス料金を支払う必要がある。

リンク:
プライス予測サービス紹介(https://www.jwa.or.jp/service-business/service/898.html

以上

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