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ニュースリリース・日本気象協会からのお知らせ

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2018.12.06

「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」が決定 第1位は「平成30年7月豪雨 西日本を中心に甚大な被害」

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川裕己、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が選ぶ「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」を決定しましたので、発表します。

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※2018年11月上旬までの情報で選定。日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名に調査を実施し、投票結果をポイント化してランキング。

■気象予報士が最も印象に残ったお天気ニュースは「平成30年7月豪雨 西日本を中心に甚大な被害」
気象予報士が選ぶ2018年に最も大きく印象に残ったお天気ニュースでは、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となった「平成30年7月豪雨」が1位となりました。長時間にわたり雨が降り続き、7月の月降水量平年値を大きく上回るほどの大雨となり、7月6日から8日には1府10県に大雨特別警報が発表されました。この大雨の影響で、各地で河川の氾濫や土砂災害などが発生し、人的およびライフラインに多数の甚大な被害がもたらされたことが強く印象に残ったと考えられます。

<気象予報士の声>「平成30年7月豪雨」を選んだ理由(※調査のコメントより抜粋)
「平成30年7月豪雨は、平成最悪の水害であり、あれだけの規模の被害を出したことはかなり印象的(東京本社30代女性)」
「過去の豪雨災害と比べて、極めて大規模だった(中部支社40代男性)」
「改めて情報の伝え方を検討し、情報の受け手も自ら行動しなければならないと、今後も課題を残すものとなりました(九州支社20代女性)」

なお、全国にお住まいの一般の方1000名にも同様の調査を行った結果、同じく「平成30年7月豪雨」が1位に選ばれました。

<一般の方の声>「平成30年7月豪雨」を選んだ理由(※調査のコメントより抜粋)
「一番ゾッとする感じを選びました(秋田県在住40代女性)」
「地元や、普段通ってたところが崩れて何も言えなかった 本当に悲しい(広島県在住20代女性)」
「水害被害は昨年九州でもあり、他人事じゃない(福岡県在住30代男性)」
「まさか雨でこんなことに…と思った(福島県在住20代女性)」

■上位にランクインしたニュースに関して
1位 平成30年7月豪雨 西日本を中心に甚大な被害
6月28日から7月8日にかけて、梅雨前線や台風7号の影響で西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となりました。期間中の総降水量は四国地方で1800ミリ、東海地方で1200ミリを超える所があるなど、7月の月降水量平年値の2倍から4倍となった所もありました。長時間にわたる大雨により、7月6日から8日には1府10県に大雨特別警報が発表され、各地で河川の氾濫や土砂災害などが発生し、200人以上の方が亡くなる甚大な災害となりました。また、人的な被害のほかにも断水や電話の不通などライフラインに被害が生じ、鉄道の運休など交通障害も発生しました。この記録的な豪雨は、多量の水蒸気が西日本付近に流れ込み続けたこと、梅雨前線が停滞し活動が活発化したこと、局地的な線状降水帯が形成されたことなどが要因と考えられます。気象庁はこの豪雨について、その名称を「平成30年7月豪雨」と定めました。

2位 台風21号・24号 記録的暴風と高潮で日本列島に爪痕
9月は、台風による暴風・高潮被害が相次ぎました。台風21号は、9月4日に非常に強い勢力で徳島県南部に上陸後、勢力を保ったまま兵庫県神戸市付近に再上陸し、近畿地方を縦断しました。この影響で、四国・近畿地方を中心に記録的な暴風や高潮に見舞われました。大阪湾では、第2室戸台風のときに観測した過去の最高潮位を超える329センチを観測し、関西空港の滑走路やターミナルビルなどが浸水する被害が発生しました。9月30日には、台風24号が大型で強い勢力で和歌山県田辺市付近に上陸し、東日本から北日本を縦断。南西諸島や西日本・東日本の太平洋側を中心に暴風となり、鹿児島県奄美市の笠利(奄美空港)で最大瞬間風速52.5メートル、東京都八王子市で最大瞬間風速45.6メートルを観測したほか、各地で観測史上第1位を更新しました。さらに、和歌山県串本町で最高潮位254センチを観測するなど、紀伊半島などで過去最高潮位を超える高潮を観測しました。また、これらの台風の接近に備えて、首都圏や近畿地方の鉄道では計画運休が行われました。
※気象庁は、速報解析で上陸時の大きさと強さを「非常に強い台風」としていましたが、事後解析の結果、「大型で強い台風」に修正しました(12月3日現在)。

3位 震度7 北海道胆振東部地震 北海道全域で停電発生
9月6日午前3時7分頃、北海道胆振地方中東部の深さ37キロ付近を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、北海道内を中心に強い揺れを観測しました。「平成30年北海道胆振東部地震」と命名されたこの地震で、厚真町では震度7を観測しました。しかし、厚真町を含む震央付近の震度データがすぐに入電せず、震度の判明まで時間を要しました。厚真町やむかわ町などでは、広範囲で土砂崩れが発生して山肌がむき出しになり、住宅などが土砂に巻き込まれました。さらに札幌市清田区では、液状化で地盤が大きく沈下し、道路の陥没や住宅への被害が多数発生しました。この地震の影響で、死者41人、負傷者700人以上、全壊・半壊・一部損壊を含め10000棟以上の住宅が被害を受けました(10月29日現在)。また、地震発生直後には道内全域でブラックアウトが起こりました。
※エリア全域での大規模な停電

■「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」
「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」は、気象を中心に、地象や水象などの日本気象協会が取り扱う情報の中から、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が、2018年に特に印象に残ったニュースを選んだものです。

4位以降も含めた「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」の解説と、一般の方が選んだ最も印象に残ったお天気ニュースに関しましては、下記アドレスの「2018年お天気総決算 ~tenki.jpラボVol.16~」からご覧いただけます。

     
  気象予報士向け調査概要
      【調査対象】日本気象協会所属の気象予報士100名
      【調査方法】インターネット調査
      【調査期間】2018年11月12日(月)~11月20日(火)   
【調査期間】2018年11月12日(月)~11月20日(火)
   一般の方向け調査概要
         【調査対象】全国の10代-50代 男女 合計1000名(年代男女各100名) 
         【調査方法】インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
         【調査期間】2018年11月10日(土)~11月15日(木)

 


■「tenki.jpラボ」に関して
「tenki.jpラボ」では、天気や防災にまつわる情報と、意識調査や気象予報士の知恵、時節の話題などを絡め、より天気や防災に興味を持っていただくことを目的として情報発信を行っており、今回で16回目の発表となります。また、「tenki.jpラボ」による『お天気総決算』の調査と発表は2013年からスタートし、今年で6年目になります。

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■天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」 https://tenki.jp
日本気象協会が発表する気象情報を、Webサイト/スマートフォンアプリで無料提供している天気予報専門メディアです。年間ページビュー数は25億PV(Webページ・スマートフォンアプリ合算での推定)。生活に欠かせない天気予報に加え、専門的な気象情報、地震・津波などの防災情報も確認できます。気象予報士が日々提供する「日直予報士」も人気コンテンツです。

     
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