国土交通省 近畿地方整備局 奈良国道事務所から優良工事等施工者表彰と優秀建設技術者表彰を受けました
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)関西支社は、2024年7月17日(水)、国土交通省 近畿地方整備局 奈良国道事務所から優良工事等施工者表彰と優秀建設技術者表彰を受けましたのでお知らせします。
表彰の内容
【表彰項目】
<優良工事等施工者表彰、優秀建設技術者表彰>
受賞業務 : 奈良国道事務所気象予測業務
受賞技術者 : 南 大輔
※本表彰は、令和5年度に完了した国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所発注業務の中から優秀な成績をあげた企業および技術者に与えられるものです
表彰対象となった業務は、奈良国道事務所管内における効率的な災害体制運営の支援のため、降雨・降雪・気温・路面状態などの気象予測および情報提供を行うことを目的としています。本業務では、国道24、25、165号および京奈和自動車道の降水量、降雪量の予測および路面凍結情報などをメールや専用の気象情報サイトにて提供するとともに、電話などで今後の見通しをお伝えし、道路管理における対応を支援しました。また、台風や寒波など、大規模な対策を必要とする気象状況が予想された場合には、より早い段階から気象情報を提供し、適切な体制構築を支援しました。
業務実施にあたっては、独自の気象観測地点を設けることによって、きめ細やかな対応かつ精度の高い気象予測情報の提供を行ったほか、道路防災の観点から、道路・河川並行区間における河川水位予測、冬期は高架区間における霜凍結予測を実施するなどの取り組みが評価されたものと考えております。


<日本気象協会から>
近年、線状降水帯による集中豪雨や冬期の豪雪など、過去に例を見ない気象現象による災害が頻発しています。道路の維持・管理分野も例外ではなく、道路利用者の安全を確保し効率的な道路管理を行うためには、気象情報の高度利用が不可欠な状況です。このような背景の下、日本気象協会は気象予測の高度化に日々取り組み、独自の気象解析・予測技術を用いて道路管理のための予測情報をご提供してきました。
これらの取り組みを高く評価いただき、優良工事等施工者表彰および優秀建設技術者表彰をいただいたことに御礼を申し上げるとともに、今後もお客さまの声に真摯に耳を傾け技術研鑽を重ねることで、道路の維持・管理に貢献できますよう努めてまいります。
日本気象協会 関西支社 支社長 寺谷 拓治
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】近畿地整奈良国道事務所から表彰を受けました