北の気象講演会「気候変動時代をむかえて、私たちは気象災害にどう向き合うか」開催のお知らせ
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は2025年11月10日(月)に、北海道札幌市にあるホテルポールスター札幌にて北の気象講演会「気候変動時代をむかえて、私たちは気象災害にどう向き合うか」を開催します。
「北の気象講演会」概要
■開催日時:2025年11月10日(月)14時00分~17時00分(受付開始13時30分)
■開催場所:ホテルポールスター札幌(札幌市中央区北4条西6丁⽬)2階 ポールスターホール
■テーマ :気候変動時代をむかえて、私たちは気象災害にどう向き合うか
■言語 :日本語
■開催方式:対面 ※オンライン配信はありません
■参加申し込み:事前申込制 参加費無料(定員:150名) ※申し込み締め切り:11月4日(火)
※本シンポジウムは、土木学会認定CPDプログラム(2.7単位 認定番号:JSCE25-1153)
となっています。
■講演内容:
【講演1】「リスク情報による防災行動の促進」
北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所 研究職員 大屋 祐太 氏
北海道大学 大学院工学研究院 博士研究員 石原 道秀 氏
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第3期「スマート防災ネットワークの構築」サブ課題B「リスク情報による防災行動の促進」が目指す姿と目標、それらを実現するコア技術について紹介。気象・降雨から洪水・浸水まで一貫し、地域に潜むリスクとその将来変化の顕在化、地域間をシームレスにつなぐ研究開発の最新成果を、開発を担う若手研究者の視点から紹介いただきます。
【講演2】「低気圧の発達から吹雪災害まで」
北海道大学 大学院理学研究院 教授 稲津 將 氏
冬季に北海道付近を通過する温帯低気圧は、ときに急速に発達し、北海道内に風や雪による気象災害をもたらします。本講演では低気圧の統計や発達理論を説明し、その上で吹雪発生や吹きだまり形成のミクロな視点での研究を取り上げていただきます。また、株式会社北海道気象技術センターとの共同研究で実施している低気圧通過経路予測マップを紹介いただきます。
日本気象協会北海道支社は2016年から毎年秋に物流と気象をテーマとした公開シンポジウムを開催してきました。そして2024年からは、分野を限定せず幅広い気象をテーマとした講演会「北の気象講演会」を開催しています。
近年、北海道では気候変動に伴う台風の襲来や線状降水帯の発生による局所的な大雨災害が増加しています。「北の気象講演会」では、激じん化する気候環境下の北海道でいかにして気象災害と向き合い対応していくか、どのようにして生命や財産を守るかを、より多くの方々と一緒に考えることを目的としています。
■申し込み方法:下記の申し込み専用フォームまたはQRコードからお申し込みください。
URL:https://forms.office.com/r/aaVxfXvT4F

※記入いただいた個人情報は、当講演会の申し込み管理ならびに今後の行事案内のために使用し、その他の目的では使用しません。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
■問い合わせ先:【メール】logi_sympo@jwa.or.jp
■主催:一般財団法人 日本気象協会 北海道支社
■後援:国土交通省北海道開発局、札幌管区気象台、北海道、札幌市、公益社団法人土木学会北海道支部、公益社団法人日本気象学会北海道支部、公益社団法人日本雪氷学会北海道支部、公益社団法人日本技術士会北海道本部
■本講演会のリーフレットはこちらからダウンロードできます。

以上
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】 北海道支社主催「北の気象講演会2025」開催_