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2017.02.08

2017年桜開花予想(第1回) ~開花のトップは福岡か?東京か?全国的に平年並みの開花に~

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、2017年2月8日(水)に日本全国48地点の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第1回)を発表します。

また、昨年に引き続き、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表します。

開花予想は日本気象協会のコーポレートサイト(http://www.jwa.or.jp/)や天気予報専門メディア『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』(http://www.tenki.jp/sakura/)にて無料で公開します。

 

(1) 概況

2017年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、九州では平年よりやや遅く、そのほか全国的に平年並みの見込みです。福岡で3月23日頃、次いで、東京・高知・熊本で3月24日頃の予想です。3月末までには関東から西の地域で続々と開花の便りが届き、4月上旬には北陸・東北南部で開花する見込みです。桜前線が津軽海峡を渡るのは、4月末の大型連休頃の予想です。

 

sakura_20170208_43.jpg
2017年 桜開花予想前線図

●日本気象協会 長期予報

気温

2月

3月

4月

~桜開花予想チームのコメント~

北日本

平年並

平年並

平年並

2月は東日本で平年より気温が低く、西日本で平年並みか低い予想です。桜の開花直前となる3月からは全国的に気温は平年並みの予想です。

東日本

低い

平年並

平年並

西日本

平年並か低い

平年並

平年並

 

(2)桜のつぼみは開花に向けて準備中

桜の開花は、前年の秋から開花日までの気温が影響します。晩秋から冬に厳しい寒さとなった後、春先にかけて気温が高くなるほど開花が早くなるといわれています。

この冬は、12月は全国的に気温が高くなりましたが、1月後半は強い寒気が流入し、厳しい冷え込みとなりました。このため、桜の花芽は休眠打破(※)が順調に進んでいると考えられます。

この先、2月は東日本、西日本でいつもの年より寒い日が多い予想ですが、桜の開花直前となる3月からは平年並みの予想です。2月に低温の時期があっても桜の開花時期には大きな影響はないと見られ、桜の開花は、全国的に平年並みの時期となる見込みです。

 

※休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること。

 

 

(3)桜開花予想のたより(リレートーク)

東京(第1回).png

四国(第1回).png

別紙

●各地の桜(ソメイヨシノ)の2017年予想開花日の傾向(2017年2月8日発表)

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

九州地方

福岡県

福岡市

平年並

3月23日頃

3月23日

3月19日

大分県

大分市

遅い

3月27日頃

3月24日

3月28日

長崎県

長崎市

平年並

3月25日頃

3月24日

3月22日

佐賀県

佐賀市

平年並

3月25日頃

3月24日

3月23日

熊本県

熊本市

平年並

3月24日頃

3月23日

3月22日

宮崎県

宮崎市

遅い

3月27日頃

3月24日

3月24日

鹿児島県

鹿児島市

遅い

3月30日頃

3月26日

3月27日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

四国地方

香川県

高松市

平年並

3月29日頃

3月28日

3月26日

徳島県

徳島市

平年並

3月29日頃

3月28日

3月30日

愛媛県

松山市

平年並

3月26日頃

3月25日

3月23日

高知県

高知市

平年並

3月24日頃

3月22日

3月24日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

中国地方

広島県

広島市

平年並

3月29日頃

3月27日

3月23日

岡山県

岡山市

平年並

3月29日頃

3月29日

3月26日

島根県

松江市

平年並

3月31日頃

3月31日

3月23日

鳥取県

鳥取市

平年並

3月30日頃

3月31日

3月23日

山口県

下関市

平年並

3月29日頃

3月27日

3月28日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

近畿地方

大阪府

大阪市

平年並

3月28日頃

3月28日

3月23日

滋賀県

彦根市

平年並

4月2日頃

4月2日

3月30日

京都府

京都市

平年並

3月28日頃

3月28日

3月23日

兵庫県

神戸市

平年並

3月30日頃

3月28日

3月26日

奈良県

奈良市

平年並

3月29日頃

3月29日

3月23日

和歌山県

和歌山市

平年並

3月27日頃

3月26日

3月22日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

東海地方

愛知県

名古屋市

平年並

3月27日頃

3月26日

3月19日

静岡県

静岡市

遅い

3月29日頃

3月25日

3月27日

岐阜県

岐阜市

平年並

3月28日頃

3月26日

3月20日

三重県

津市

平年並

3月31日頃

3月30日

3月28日

 


 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

関東甲信地方

東京都

千代田区

平年並

3月24日頃

3月26日

3月21日

茨城県

水戸市

平年並

4月3日頃

4月2日

3月28日

栃木県

宇都宮市

平年並

4月2日頃

4月1日

3月28日

群馬県

前橋市

平年並

3月31日頃

3月31日

3月23日

埼玉県

熊谷市

平年並

3月30日頃

3月29日

3月23日

千葉県

銚子市

平年並

4月1日頃

3月31日

4月1日

神奈川県

横浜市

平年並

3月26日頃

3月26日

3月23日

山梨県

甲府市

平年並

3月29日頃

3月27日

3月23日

長野県

長野市

平年並

4月11日頃

4月13日

4月3日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

北陸地方

新潟県

新潟市

平年並

4月9日頃

4月9日

4月3日

富山県

富山市

平年並

4月5日頃

4月5日

3月29日

石川県

金沢市

平年並

4月3日頃

4月4日

3月30日

福井県

福井市

平年並

4月3日頃

4月3日

3月27日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

東北地方

宮城県

仙台市

平年並

4月10日頃

4月11日

4月1日

青森県

青森市

平年並

4月24日頃

4月24日

4月17日

秋田県

秋田市

平年並

4月17日頃

4月18日

4月14日

岩手県

盛岡市

平年並

4月19日頃

4月21日

4月11日

山形県

山形市

平年並

4月14日頃

4月15日

4月6日

福島県

福島市

平年並

4月10日頃

4月9日

3月30日

 

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

北海道地方

北海道

札幌市

平年並

5月4日頃

5月3日

4月25日

北海道

室蘭市

平年並

5月7日頃

5月6日

4月25日

北海道

函館市

平年並

5月1日頃

4月30日

4月24日

【言葉の説明】

平年:1981~2010年の平均値

かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い    :平年よりも3日から6日早い
平年並   :平年との差が2日以内
遅い    :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い

 

●日本三大桜 開花予想

 

都道府県

予想開花傾向

予想開花日

平年(開花日)

昨年(開花日)

三春滝桜

福島県

三春町

---

4月15日頃

---

4月4日

山高神代桜

山梨県

北杜市

---

4月1日頃

---

3月29日

根尾谷淡墨桜

岐阜県

本巣市

---

4月4日頃

---

3月28日

※日本三大桜は平年値なし

【日本三大桜について】

日本三大桜は、福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」
(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(エドヒガンザクラ)を指します。
いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されています。
樹齢が1000年以上で、幹回りが9メートル以上あります。

 

日本三大桜の開花予想作成にあたり、地元自治体やお寺の住職の方々のご同意を得て、過去の長年にわたる開花日や満開日の観測データを使わせていただき、それぞれの桜の開花日や満開日に関する独自の予測式を作成しました。開花時期には日本気象協会の気象予測を用い、地元自治体やお寺の住職の方々のご協力も得ながら、精度の良い開花予測を提供します。

 

日本気象協会は企業メッセージ「ハーモナビリティ」の考えのもと、“お天気コンシェルジュ”として、日々の生活に役立つ気象情報や防災情報、四季の変化を楽しむ季節情報などを提供することで、利用者の生活を豊かにする新しい価値を届けていきます。

 

 

2017年 桜開花予想に関するよくあるご質問

 

日本気象協会の桜開花予想について、よくあるご質問をまとめました。

 

Q1:桜開花予想の発表のスケジュールは?

A1:第1回は2月8日(水)、第2回は3月1日(水)、以降、3月から4月下旬まで毎週水曜日に発表します。
2月中は【○月○日頃】として開花時期の傾向を発表し、3月以降は【開花日○月○日】【満開日○月○日】の形で発表します。

 

Q2:日本気象協会の開花予想の特徴は?

A2:各地気象台の標本木や公園などの協力機関による正確な観測データを重視した、気象学的根拠に基づいた予想を出しています。

 

Q3:開花日・満開日の基準は?

A3:気象庁の観測基準と同じです。開花日は標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、
満開日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

 

Q4:予想する地点数は?

A4:2月中に発表する開花時期の傾向は48地点、3月以降に発表する開花日・満開日予想は全国で約90地点を発表します。
予想地点約90地点は、各地気象台が観測する標本木53地点と自治体・公園などの協力機関から観測データを得られる36地点を対象としています。
また、昨年から日本三大桜の3地点を加えています。

 

Q5:日本気象協会の桜開花予想の手法は?

A5:独自手法を用いて開花予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いるものです。
2016年の桜開花/満開予想の平均誤差は、開花予想が2.5日、満開予想が2.0日でした。東海・関東地方や北海道の開花直前の気温が予想より高い状態が続き、予想より数日早い開花になったため誤差が生じました。

 

Q6:開花予想に使うデータは?

A6:①前年秋から予想作業日前までの気温観測値
②予想作業日から開花時期までの気温予測値(当協会ポイント予報および長期予報)を使用しています。
桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽(はなめ)は
前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、
花芽は休眠から覚めます(休眠打破)。休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、
気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

 

Q7:長期予報の「北日本」「東日本」「西日本」の区分はどこ?

A7:気象庁が用いる範囲の通りです。北日本には北海道と東北地方、東日本には関東甲信・北陸・東海地方、
西日本には近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部が含まれます。

 

Q8:開花予想はどこで見られる?

A8:日本気象協会のコーポレートサイト(http://www.jwa.or.jp/)、ならびにtenki.jp(http://www.tenki.jp/sakura/)、でご利用いただけます。
tenki.jp では、開花(満開)の予測だけでなく、3月以降は、全国のお花見ポイントの実況や見どころ情報も提供します。

 

以上

 

 

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