平成30年度「岡田賞」表彰式を開催
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己)は、平成30年9月28日(金)に本社において、今年度の「岡田賞」の表彰式を開催しました。
岡田賞は、明治から大正、昭和にかけて気象事業と地球物理学の発展に尽力し、気象庁の前身である中央気象台の第4代台長を務めた岡田武松氏の功績を記念し、その分野で多大な功績を残した優秀な研究者に対し、日本気象協会が毎年、受賞者の選考と授与を行っています。昭和50年に創設し、今回で42回目の表彰式となります。
今年度の受賞者と功績は下記のとおりです。
●平成30年度「岡田賞」受賞者
東京大学名誉教授
木村 龍治(きむら りゅうじ) 殿
●表彰理由:『長年にわたり気象学の普及及び気象業務の発展に大きく寄与した功績』
長年にわたり室内実験、理論、数値実験を用いた地球流体力学の研究に精力的に取り組まれるとともに、気象学に関する多数の書籍や教科書等の執筆や指導を行われました。
また、初代気象予報士会会長として気象予報士の技術力や社会的認知度の向上を担い、気象振興協議会会長として民間事業者と気象庁との連携を促進するなど、我が国の気象事業の発展および気象防災知識の普及啓発に尽力されました。
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以上
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】2018年岡田賞_