日本気象協会、職員向けSDGs 勉強会を実施 ~気象の事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」をひとりひとりの職員が理解し、コンサルティングビジネスを通じて実践していくことを目的に、職員向けSDGs 勉強会を2019 年6 月26 日(水)に開催しました。第一回目の今回は日本気象協会の商品需要予測「eco×ロジ プロジェクト」担当職員が集まり、SDGs への理解を深めました。
なお、本勉強会にはSDGs の企業導入に関して多くの講演実績を持つ株式会社セレスポ コーポレート本部経営企画部コーポレートデザイン室長の越川 延明氏を招き、SDGs のとらえ方・考え方についてご講演いただきました。


日本気象協会は1950 年の創立以来、「気象リスクから社会を守る」「気象を活用して社会の最適化を図る」「気象変化に適応する未来社会を実現する」などの思いの実現を目指し、気象コンサルティング活動により環境、エネルギーマネジメント、防災・減災、メディア向け気象情報などの分野で企業や団体の事業推進や課題解決に貢献してきました。
近年は世界規模で気象が激甚化しており、また、社会が世界規模で大きく変化・多様化してきています。変化に伴う影響を予測し、技術革新を活用しながら迅速に活動を進めることが求められている時代に、日本気象協会は気象コンサルティングとして培ったノウハウをもとに「需要予測」の考え方を開発しました。需要予測の活用を通じ、社会的な話題となっている「食品ロス問題」への対策や、流通事業者・小売事業者にとって課題となるコストの削減や機会損失の最小化となる施策立案がなさ
れています。
勉強会では、講師の越川氏から「優良顧客の獲得につながるSDGs のとらえ方」と題した講演が行われました。越川氏からはSDGs が立ち上がった背景からその目標の内容、重要性、企業に与えるインパクト、顧客企業への効能をどうやってお伝えすべきか、などについてわかりやすく説明いただき、「成長の共通言語として活用する」「意識をもって始めること、そして続けること」など「SDGsで成果を上げるポイント」をお話いただきました。
今回の職員向けSDGs 勉強会で得た考え方を軸に、日本気象協会は事業活動を通じて今後も「SDGs」の推進を続けていきます。
参考情報
■日本気象協会が事業を通じて推進する「SDGs」について

■講師の越川 延明氏について
株式会社セレスポ コーポレート本部経営企画部コーポレートデザイン室長
1978 年、千葉県生まれ。
2010 年より、(一社)日本イベント産業振興協会にて「ISO20121:イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム」の策定に携わる。
2012 年より、株式会社セレスポにて広報(CSR)、IR(ESG)および共創事業(CSV)を担当。サステナビリティをコミュニケーションの軸として活動。(一社)日本イベント産業振興協会 人材育成委員会委員