「tenki.jp」で『ヒートショック予報』の提供を開始 ~アイコンのデザインを一新し、さらに視認性が向上 ~
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)※1」にて、『ヒートショック※2予報』の提供を2019年10月1日(火)から開始します。
2017年2月に日本気象協会と東京ガスが共同開発・発表したこの『ヒートショック予報』は、気象予測情報に基づき家の中で生じる温度差などから算定した「ヒートショックのリスクの目安」を知らせる情報です。
2017年10月からは「tenki.jp」にて全国の市区町村ごと約1,900地点の7日先までの情報を冬季限定で公開しており、今シーズンからは視認性を高めるべく、アイコンのデザインを一新しています。
なお、日本気象協会は東京ガスが幹事企業の「STOP!ヒートショック®」プロジェクトのパートナー企業として活動しています。
『ヒートショック予報』の提供について
日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」(https://tenki.jp/heatshock/)でご覧いただけます。(パソコン・スマートフォンから閲覧可能)
提供期間は2019年10月1日(火)~2020年3月31日(火)を予定しています。
提供の画像イメージ


ヒートショック予報の表示について

注意:お住まいの構造や設備、個人の体調などによって、健康への影響は異なります。「ヒートショック予報」でリスクが低いと表示されていても、ヒートショックなどの入浴事故が起こらないことを示すものではありません。入浴時には浴室や脱衣室を暖めるなど、温度差を少なくして過ごすことをおすすめします。
アイコンのデザイン
子どもからご年配の方まで、一目でランクが分かるようなデザインに変更しました。


※1 天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」 https://tenki.jp/
日本気象協会が発表する気象情報を、Webサイト/スマートフォンアプリで無料提供している天気予報専門サービスです。年間ページビュー数は40億 PV(Webページ・iPhone/Androidアプリ合算での推定)。生活に欠かせない天気予報に加え、専門的な気象情報、地震・津波などの防災情報も確認できます。気象予報士が日々提供する「日直予報士」も人気コンテンツです。
※2 ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などの温度の急な変化が体に与えるショックのことです。ヒートショックが原因となる死亡事故に限りませんが、入浴中に急死した方は約19,000人と推計されたことがあります。【1】また、入浴事故と血圧の変動は深く関係していると言われています。特に、高齢者は血圧変化を起こしやすく、体温の調節機能も低下しがちなことから、注意が必要です。【2】
【1】消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」(平成29年[2017年]1月25日)【2】東京都健康長寿医療センター 研究所「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」 (2014年9月)