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「熱中症ゼロへ」プロジェクト発表 2020年の熱中症にまつわる4大ニュース ~来年の夏は急な暑さに備えた熱中症対策を~
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、2020年の「熱中症にまつわる4大ニュース」を発表します。

2020年夏の4大ニュース

【2020年の熱中症にまつわる振り返り】

全国の熱中症による救急搬送者数は、6月から9月までの合計で64,869人(昨年同期間より2,000人減)となり、発生場所としては住居(敷地内全ての場所を含む)が最も高い割合で43.4%(昨年より4.8ポイント増)でした。月別にみると、6月と8月に多くなりました。昨年と比較して、6月は約1.5倍の6,336人(昨年より2,185人増)、8月は約1.2倍の43,060人(昨年より6,305人増)で、8月は2008年の調査開始以来、最多となりました。
8月は全国的に厳しい暑さに見舞われ、月平均気温は、東日本で1946年の統計開始以来1位、西日本では2010年と並ぶ1位タイの高温となりました。特に、中旬から下旬にかけて各地で猛烈な暑さが続き、8月17日に浜松(静岡県)で歴代全国1位タイの日最高気温41.1℃を観測しました。8月の東京の猛暑日日数は11日で、昨年の10日を上回り、1875年の統計開始以来1位でした。
今年は新型コロナウイルスの影響で外出自粛の期間が長かったことに加えて、7月は東日本や西日本を中心に気温の低い日が続きました。そのため、体を暑さに慣らすこと(暑熱順化)が不十分だった可能性があると考えられます。暑さに慣れていない状態で急に暑くなると、熱中症の危険度が高まります。来年の夏に向けても、本格的に暑くなる前から、適度な運動やバランスのよい食事などで、暑さに負けない丈夫な体づくりを心がけましょう。

2020年 熱中症による救急搬送者数

【2020年5月~9月の気象傾向】(日本気象協会所属 気象予報士/防災士:久保智子)

久保智子 気象予報士

5月の気温は、北日本から西日本で平年よりかなり高く、6月と8月は東日本と西日本で記録的な高温となりました。6月の気温は全国的にかなり高く、月平均気温は、東日本で1946年の統計開始以来1位、西日本では2005年と並ぶ1位タイの高温でした。7月は活発な梅雨前線の影響で、東日本や西日本を中心に各地で大雨となりました。7月の月平均気温は西日本で平年よりかなり低く、これは2003年以来17年ぶりです。8月は太平洋高気圧に覆われて東日本を中心に晴れて厳しい暑さが続きました。9月も残暑が続き、9月3日に三条(新潟県)で日最高気温40.4℃を観測し、全国の気象官署およびアメダスで9月として初めて40℃を超えました。

■「熱中症ゼロへ」プロジェクトとは

熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指して、一般財団法人 日本気象協会が推進するプロジェクトです。2013年夏のプロジェクト発足以来、熱中症の発生に大きな影響を与える気象情報の発信を核に、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの方に知ってもらう活動を展開してきました。活動8年目となった2020年も、様々な方々に向けて充実した啓発活動を実践しました。

■一般財団法人 日本気象協会について

1950年に誕生した日本気象協会は、天気予報に代表される気象予測事業に加え、再生可能エネルギー、環境アセスメント、大気解析事業、防災・減災・安全管理に関する事業など、気象に関するコンサルティング事業を通じ、公共に資する企業活動を展開しています。

・「熱中症ゼロへ」のロゴマークは日本気象協会の登録商標です。

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