物流向けサービス「GoStopマネジメントシステム」が 「2021年度ロジスティクス大賞」を受賞 ～気象リスクに対し、物流事業者と荷主企業の協力対応を可能とする新たなサービス～
Press Release2021.09.02

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催する「2021年度ロジスティクス大賞」において、一般財団法人 日本気象協会（本社：東京都豊島区、理事長：長田　太、以下「日本気象協会」）が提供している、悪天候時の輸送安全を支援する物流向けサービス「GoStop（ゴーストップ）マネジメントシステム」が「ロジスティクス大賞」を受賞しました。

近年、気象が激甚化する傾向にあり、台風等の暴風によるトラックの横転や大雨による土砂崩れに伴う道路の通行止め、さらには大雪による交通滞留などが頻繁に発生し、安定的な物流の確保やドライバーの安全確保が喫緊の課題となっています。
「GoStopマネジメントシステム」は、物流事業に特化した新たなサービスとして、独自の高精度の気象予測を活用してトラックの走行ルート上における気象リスクを算出し、これを物流事業者がWeb サイト上で、ひと目で把握できるようにしました。これにより、物流事業者の気象情報収集時間の短縮と効率化、輸送影響リスクの評価に基づく、事前の迂回ルートや代替輸送の検討を可能としています。また、物流事業者から荷主企業に対する客観的な判断根拠として本サービスを活用いただくことで、関係者間の対応調整や円滑な情報共有の実現を支援しています。
今回のロジスティクス大賞の受賞理由として、「GoStopマネジメントシステム」は「ホワイト物流」推進運動の取り組み項目「異常気象時等の運行の中止・中断等」を推進する優れた取り組みであること、気象リスクを把握し、物流事業者と荷主企業が協力して対応を行うことを可能とする新しいサービスであることが高く評価されました。

＜日本気象協会から＞

異常気象からドライバーを守るために開発した「GoStopマネジメントシステム」は昨年のサービス開始以降、物流企業や荷主企業から多くの反響をいただきました。お客様のご意見を反映したコンテンツ開発や、提供する情報の精度等は高評価をいただいています。今後も、安定的な物流の確保やトラックドライバーの安全確保のために、GoStopチームは貢献してまいります。

一般財団法人 日本気象協会本社
社会・防災事業部　交通ソリューション課　寺田 三紗

■ロジスティクス大賞

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催する、ロジスティクスの社会的浸透と、ロジスティクス部門関係者の意識高揚を図ることを目的に創設され、企業で行われているロジスティクス高度化への取り組みと、その優れた実績を顕彰するものです。
受賞記念講演は、ロジスティクス全国大会2021期間中の10月18日（月）にオンラインでご覧いただけます。
詳細はこちら⇒https://www1.logistics.or.jp/news/detail.html?itemid=536&dispmid=703(公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会WEBサイトへ遷移します）

■「GoStopマネジメントシステム」について

独自の高精度の気象予測を活用してトラックの走行ルート上における気象リスクを算出したWebサービスです。物流事業者の悪天候時の輸送計画作成のサポートや荷主企業との円滑な事前調整等を実現します。

・「GoStopマネジメントシステム」サイトURL
https://www.jwa.or.jp/service/transport-support/transport-support-road-03/ 

・サービス利用対象企業
高速道路を利用し幹線輸送※1　を行う事業者の方ならびに国道を利用し幹線輸送を行う事業者の方を
対象としたサービスです
輸送事業のみならず、BCP対策に注力している荷主企業も対象にしています
※1　ある輸送拠点にそのエリアの荷物を大量に集め、その拠点から別の拠点に、大量輸送機関で運ぶこと

・サービスの提供形式
Webサービスでの提供（ID、パスワード入力により利用可能）

・サービス利用料金
月額定額制　　※利用料金詳細は、お問い合わせください
1ヵ月無料トライアル実施中

・サービスに関するお問い合わせ（法人向け）
日本気象協会　社会・防災事業部　営業課
Tel：03-5958-8143　Mail：gostop@jwa.or.jp
＊報道関係の方は日本気象協会 広報室までお問い合わせください。

 

・「GoStopマネジメントシステム」 サービスロゴ

以上

PDFダウンロード：【日本気象協会報道発表】GoStop_2021年度ロジスティックス大賞受賞_