日本気象協会職員を装った不審なメールにご注意ください
Press Release
【訂正あり】
日本気象協会では、職員を装った不審なメールが届いたとのご連絡を2022年3月1日以降、社外の方からいただいています。
これは日本気象協会職員が業務で利用している一部のパソコン端末がコンピュータウイルス(マルウエア)「Emotet」に感染し、当該パソコン端末からメールアドレスが詐取された可能性があり、その影響と考えられます。
(当該パソコン端末は LAN から切り離した上で、Emotetを駆除済みです。)
関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
社外の方からご連絡いただいた不審なメールの内容には以下の内容のものなどが報告されています。
<不審なメールの例>

・日本気象協会の職員を名乗っているが、送信元メールアドレスは日本気象協会職員が使うメールアドレス(×××@jwa.or.jp ) とは別のアドレスの場合がある
(※送信元のメールアドレスを、日本気象協会職員が使う正しいメールアドレスを詐称した形で送信している場合があることを確認しています)
・メール本文には挨拶や前置きが無い
・メールはzipファイル付きで作成されている
・メール本文にはzipファイルの開封パスワードが書いてあり、開封を促す文章がある
・メールの文末に市外局番「044」から始まる電話番号、ファックス番号と、「090」から始まる携帯電話の番号が記載されている場合があり、その後に実在する日本気象協会職員の正しいメールアドレスが記載されている
日本気象協会の職員には、業務に関するやり取りをメールで行う場合は、日本気象協会のメールアドレスを使うよう指導しています。他のメールアドレスから業務関係者へメールを送ることはありません。
日本気象協会職員を装った不審なメールが届いた場合は、その添付ファイルの展開や記載されているURLアドレスのクリックなどは絶対行わないでください。
このような不審なメールに記載されているアドレスにアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしますとコンピュータウイルスに感染する恐れなどがあります。ご注意ください。メールは削除、または「迷惑メール」として破棄していただきますようお願いいたします。
日本気象協会では2018年10月にも、日本気象協会を装った迷惑メールの被害を受けています。緊急の気象変化に関する通知を装ったメールや、心当たりの無いアドレス、見知らぬアカウントで投稿された、災害通知を装ったSNSの投稿などについても、記載されているリンク先アドレスを絶対にクリックしないでください。
日本気象協会では今回の不審なメールの存在について、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)へ報告する予定です。
PDFダウンロード:【訂正:再送付】 日本気象協会職員を装った不審なメールにご注意ください__