日本気象協会、洋上風力発電推進ユニットを新設 ~洋上風力発電の推進を強力に支援~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は新たに「洋上風力発電推進ユニット」を10月1日(土)から立ち上げ、日本における洋上風力発電の推進を強力に支援していきます。
日本気象協会ではこれまでも各種気象コンサルティングサービスを通じ、お客様企業の風力発電事業への取り組みを支援してきました。新設する「洋上風力発電推進ユニット」では、環境アセスメントや風況調査・解析、気象・海象コンサルティング、発電量予測などの各分野をワンストップにて取り扱います。これにより海域周辺での地域特性を踏まえながら、洋上風力発電を導入予定の各ステージで連続した技術支援が可能となります。また、ウィンドファーム認証コンサルティング(審査会対応支援)や海底地盤調査について外部の専門会社とのアライアンスを強化することで、再エネ海域利用法※を踏まえた事業化コンサルティングを提供します。
日本気象協会は1950年の設立以来、気象・環境・防災に関わる調査解析や情報提供を通じて、安全・安心・快適な社会づくりに貢献し、先進的かつ複合的な技術を有する気象のプロフェッショナルとしてお客様企業に信頼されるさまざまなサ-ビスを提供してきました。日本気象協会の強みは調査解析技術とリアルタイムに情報を提供できる技術を併せ持つことです。洋上風力発電は、気象・海象・地象の3象限で物理量を取り扱う必要があり、それぞれの分野で高度な知識・技術・経験が求められます。日本気象協会はこれらの経験を洋上風力発電推進ユニットに集中し、洋上風力発電の推進を全方位から強力に支援します。
※正式名称は「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」
【日本気象協会 洋上風力発電推進ユニットについて】
〇ユニット設立日 :2022年10月1日(土)
〇ユニット設置部門:日本気象協会 環境・エネルギー事業部 部内にて
〇ユニット責任者 :環境・エネルギー事業部 洋上風力発電推進ユニット
ユニット長 佐々木 寛介(ささき かんすけ)
環境・エネルギー事業部副部長 博士(工学)
〇ユニット職員数 :35名
〇問い合わせ先 :日本気象協会 環境・エネルギー事業部 営業課
Tel:03-5958-8142
Mail:ke-eigyo_kankyo@jwa.or.jp
〇ユニットについて:
日本では2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、洋上風力発電事業を推進していくことが今後ますます重要となっていきます。洋上風力発電事業の実現までには、計画段階から運用フェーズまでさまざまな調査やデータ解析等の知見が必要となります。
日本気象協会では、「気象観測」「シミュレーション」「環境アセスメント」「発電量予測」など各分野のエキスパートによる英知を結集した「洋上風力発電推進ユニット」を新設することで、洋上風力発電の導入促進に貢献していきます。
以上
<別紙>
1.各ステージでの技術支援について
環境アセスメント、風況・海象調査、建設時の海象予測、洋上風車のO&M(Operation and Maintenance)海象気象予測までワンストップにて対応します。
2.事業化コンサルティングについて
環境、風況、気象・海象、海底地盤などの自然条件や認証手続きの各側面から、再エネ海域利用法の手続きに則った事業化への課題を抽出し、必要と考えられる調査および認証手続きを支援します。
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】 日本気象協会、洋上風力発電推進ユニットを新設_