2023年度「日本気象協会岡田賞」表彰式を開催
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋)は、2023年9月28日(木)に、2023年度「日本気象協会岡田賞」の表彰式を開催しました。
「日本気象協会岡田賞」は、「岡田賞」※を引き継いだものであり、気象・水象・海象・地象に関する研究調査、事業推進の功績に加えて、気候リスク対策および社会経済の活性化につながる研究調査・事業活動での優れた取り組みに対して、学識経験者からなる選考委員会により、受賞者を決定し、公益事業の一環として日本気象協会が授与を行っています。1975年に創設し、今回で47回目の表彰式となります。
2023年8月23日(水)に2023年度「日本気象協会岡田賞」選考委員会(委員長:東京大学大気海洋研究所 道田 豊教授)が開催され、受賞者を決定しました。
今年度の受賞者と功績は下記のとおりです。
●2023年度「日本気象協会岡田賞」受賞者
筑波大学 生命環境系 助教
釜江 陽一(かまえ よういち)殿
●表彰理由
『東アジアにおいて「大気の川」が極端降水に果たす役割を解明した功績』
「大気の川」が極端降水に果たす役割を解明し、予測精度の向上および季節予報への利活用の可能性を示すとともに、メディアを通じて「大気の川」がもたらす極端降水による災害の軽減に取り組みました。

※「岡田賞」は、明治から大正、昭和にかけて気象事業と地球物理学の発展に尽力し、気象庁の前身である中央気象台の第4代台長を務めた岡田 武松氏の功績を記念した賞で、その分野で多大な功績を遺した優秀な研究者や担当者を表彰してきました。
以上
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