日本気象協会 港区立笄小学校キャリア教育イベントに参加
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は2023年10月17日(火)に公益事業の取り組みとして、港区立笄小学校(みなとくりつ こうがいしょうがっこう)の小学4年生児童20人を対象に出前授業を実施しました。なお、この出前授業は「笄小学校キャリア教育イベント」※による取り組みです。
日本気象協会の気象予報士が先生を務め、「天気予報を仕事にするにはどうすればいいの?」「仕事で嬉しかったこと大変だったこと」「気象情報を作ってみよう」という3つのテーマで授業を行いました。

■出前授業を通じて
「天気予報を仕事にするにはどうすればいいの?」では天気予報に関わる仕事をするために必要なことや就職するまでの流れを学んでもらい、「仕事で嬉しかったこと大変だったこと」では、キャリア教育として「気象予報士の仕事を通じて楽しかったこと・つらかったこと」「天気予報に取り組む姿勢」「仕事のやりがい」についてお話をしました。天気予報は無料だと思っていた児童は「民間の気象会社は、会社と契約をして有料で天気予報を提供している」ことに驚きの表情を見せていました。
また、「気象情報を作ってみよう」では「今は晴れているが今夜遅くに台風が関東地方へ上陸し、大雨や暴風になって洪水の恐れがある」という想定で、気象予報士が作成した気象情報を例にして、港区へ向けた気象情報を作成し、希望した児童には発表をしてもらいました。
発表した気象情報には、「お年寄りや子どもは早めに避難を」、「川や海には近づかない」、「最新の気象情報に注意」など例には書かれていない防災上重要な内容が付け加えられており、防災に対する意識の高さが伺えました。
そのほか、画面上で豪雨や暴風を濡れずに疑似体験できる、日本気象協会独自の学習アトラクション「HERASEON(ヘラセオン)」を実演し、楽しみながら気象と防災に関する知識を得てもらうことで、気象知識の普及を図りました。
今回の出前授業を通して、児童が気象の仕事に関心を持ち、将来の職業を選択する際の一助になれば幸いです。

日本気象協会は、今後も気象コンサルティングサービスのパイオニアとして、未来を担う子どもたちへ向けて防災知識の普及啓発活動を続けていきます。
※「笄小学校キャリア教育イベント」
主催:港区立笄小学校 協力:株式会社 談広告
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】笄小学校キャリア教育イベント