第72回海岸工学講演会「海岸工学論文賞」を受賞しました
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一般財団法人 日本気象協会 (本社 : 東京都豊島区、理事長 : 渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は、国土技術政策総合研究所との共著論文で2025年11月26日(水)、公益社団法人 土木学会 海岸工学委員会より「海岸工学論文賞」を受賞しましたのでお知らせします。


(日本気象協会 窪田 和彦[右から2人目]、西内 勇貴[右から1人目])
〇賞の名称
海岸工学論文賞
※海岸工学論文賞は、土木学会論文集特集号(海岸工学)に掲載され、かつ海岸工学講演会において講演を行った論文のうち、海岸工学における学術、技術の進歩発展に寄与し、独創性および将来性に富むものと認められるものに授与されます。
〇論文名
緩勾配海岸における現地観測結果を用いたうちあげ高算定方法の評価
〇受賞者
窪田 和彦 (日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 海洋事業課 主任技師)
西内 勇貴 (日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 海洋事業課 技師)
他、国土技術政策総合研究所の研究官ら4名
<日本気象協会から>
今回の受賞論文は、国土技術政策総合研究所との共著論文であり、これまで海岸工学の分野において、主に模型実験により確立されてきた波のうちあげ高の算定方法について、現地観測値を用いて定量的な評価を試みたものです。本研究の成果は、新たに創設される波の打上げの要素を加味した高潮の予報・警報に反映するなど、国土技術政策総合研究所 海岸研究室の高潮の観測・予測体制の高度化に貢献する研究に活用されます。日本気象協会は、今後もこの取り組みに協力してまいります。
日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 海洋事業課
主任技師 窪田 和彦
技師 西内 勇貴
関連URL:国土技術政策総合研究所 海岸工学論文賞の受賞(3回目)[国土技術政策総合研究所HP]
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】海岸工学論文賞を受賞しました