エネルギー事業者向け雷監視・予測サービス
Services
落雷の実況監視・予測情報の提供により、機会損失リスクの低減をサポートします。
「雷監視・予測サービス」は、落雷・雲放電の観測データと最新予測技術を活用し「落雷観測情報」「雷ナウキャスト」「雷予測メッシュ」をご提供するサービスです。これらの監視・予測サービスは、オンライン気象情報サービス「MICOS Fit 」などでご提供します。
屋外作業時の安全確認はもちろん、発電設備など屋外設備の管理には、万全の雷対策が不可欠です。そこで、落雷観測情報により雷雲の接近を事前に検知し、屋外作業や発電設備の事前停止など、迅速な初動対策を促します。また、雷ナウキャスト・雷予測メッシュにより、雷雲の発生や衰退のタイミングを事前に把握します。「雷監視・予測サービス」を使った安全かつ効率的な運用管理の実現により、落雷による事故や設備の稼働停止などに伴う機会損失リスクの低減をサポートします。
サービス内容
雷監視・予測サービスには「落雷観測情報」「雷ナウキャスト」「雷予測メッシュ」などがあり、利用目的に応じた実況監視・予測情報をご利用いただけます。落雷観測情報は、アラートメールの配信(雷メール通知サービス)が可能です。
●落雷観測情報
- 直近~12時間前までの「落雷・雲放電の観測情報」を5分ごとに、前5分間に集計した観測情報を表示します。
- 観測情報は5分ごとに更新します。
- 後述の雷メール通知サービスで設定した監視エリア(警戒エリア・注意エリア)を画面上に表示することも可能です(オプション)。
●雷ナウキャスト
- 1時間先までの「雷の激しさと落雷の可能性(活動度)」を10分ごとに表示します。
- 予測情報は10分ごとに更新します。
- 雷雲の移動と発達状況を1kmメッシュで予測し、活動度を4段階で表示します。
●雷予測メッシュ
・下記2種類の「発雷確率」を表示します。
①10分ごと、90分先までの予測情報(予測情報は10分ごとに更新)
②1時間ごと、37時間先までの予測情報(予測情報は12時間ごとに更新)
・日本気象協会独自手法で算出した発雷確率を4段階で表示します。
●雷メール通知サービス
・落雷観測情報を活用し、予め設定した監視エリア内で落雷・雲放電を観測した場合にアラートメールを配信します。以下の項目は任意にカスタマイズ可能です。
①監視エリア(警戒エリア・注意エリアを任意の矩形領域で設定)
②雷検知数の閾値設定(メール送信条件として、監視エリア内での落雷・雲放電の検知回数(閾値)を任意に設定可能)
③再配信設定(一度送信した後は一定時間送信しないことも可能)
④メールタイトル
特徴
- 利用用途に応じて、落雷観測情報・雷ナウキャスト・雷予測メッシュをそれぞれ提供
- 日本気象協会独自手法により発雷確率を予測
- 落雷観測情報は、任意にカスタマイズしたアラートメールの配信も可能
用途
- 屋外作業や発電設備の事前停止といった初動対策の迅速化
- 設備の稼働停止などに伴う機会損失リスクの最小化
- 安全かつ効率的な運用管理の実現