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ニュースリリース・日本気象協会からのお知らせ

ニュースリリース

2019.03.28

2019年桜開花予想(第6回) 東京で満開! 今週末は各地でお花見が楽しめそう

  一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、日本全国92地点の桜(標本木[ソメイヨシノほか]53地点、自治体・公園など36地点、および日本三大桜3地点)の開花予想日(第6回)を2019年3月28日(木)に発表します。

◆27日に東京で満開!予想満開日は福岡3月30日、大阪4月4日
◆九州から関東は、今週末から来週にかけて見ごろに
◆桜前線は順調に進み、新潟や仙台は平年より早い4月5日に開花する予想 

 
2019年桜開花予想前線図 

 
sakura_2019_03_28_jwa_34.jpg



■開花と満開の傾向
  今週は、25日に鹿児島や銚子、26日は熊本や鳥取、27日には大阪、神戸、甲府など7地点で開花しました。さらに28日には、静岡や宇都宮で開花し、開花の便りは関東北部まで 届いています。この冬は暖冬となり、西日本の一部で休眠打破が遅れたと考えられますが、3月の気温は平年並みか高く、平年より早く開花したところが多くなりました。特に中国や東海、関東で平年より約5日早くなっています。
  桜前線は順調に北上し、新潟や仙台は平年より5日ほど早く4月5日に開花するでしょう。札幌では平年より3日早く4月30日に開花する見込みです。
  また、24日に宇和島、27日に東京で満開となりました。このところ春本番の暖かさとなり、両地点とも開花から満開までの日数が、例年より短い6日で満開を迎えました。今後、西日本や東日本で、開花から8日~10日ほどで満開を迎えるところが多く、福岡は3月30日、大阪は4月4日、名古屋は4月3日に満開となる予想です。来週にかけてお花見を楽しめるところが多いでしょう。北日本では開花から2日~6日ほどで満開となり、東北は4月中旬から下旬に、北海道は5月上旬から中旬に満開となる見込みです。

今週は、27日に○○、28日に○○で開花し、関東北部まで開花の便りが届いています。この冬は暖冬となり、西日本の一部で休眠打破が遅れたと考えられますが、3月の気温は平年並みか高く、平年より早く開花したところが多くなりました。特に中国や東海、関東で平年より約5日早くなっています。
桜前線は順調に北上し、新潟や仙台は平年より5日ほど早く4月5日に開花するでしょう。札幌では平年より3日早く4月30日に開花する見込みです。

※休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること

■日本気象協会 長期予報(気温)

 

気温

4月前半

4月後半

5月

北日本

平年並か低い

ほぼ平年並

平年並か高い

東日本

ほぼ平年並

ほぼ平年並

---

西日本

ほぼ平年並

平年並か高い

---

 

2019年 桜の予想開花日・満開日(主な地点)

 

地点

予想開花日

平年開花日

昨年開花日

(2018年)

予想満開日

平年満開日

昨年満開日

(2018年)

福岡県

福岡市

(3月21日)

3月23日

3月19日

3月30日

4月1日

3月27日

香川県

高松市

(3月26日)

3月28日

3月24日

4月4日

4月5日

3月29日

広島県

広島市

(3月22日)

3月27日

3月22日

4月2日

4月4日

3月28日

大阪府

大阪市

(3月27日)

3月28日

3月20日

4月4日

4月5日

3月26日

愛知県

名古屋市

(3月22日)

3月26日

3月19日

4月3日

4月3日

3月27日

東京都

千代田区

(3月21日)

3月26日

3月17日

(3月27日)

4月3日

3月24日

長野県

長野市

4月9日

4月13日

4月2日

4月14日

4月17日

4月 6日

富山県

富山市

3月29日

4月5日

3月27日

4月5日

4月10日

3月30日

新潟県

新潟市

4月5日

4月9日

4月3日

4月10日

4月14日

4月 5日

宮城県

仙台市

4月5日

4月11日

3月30日

4月12日

4月16日

4月 4日

北海道

札幌市

4月30日

5月3日

4月26日

5月4日

5月7日

4月29日


予想開花日、予想満開日の( )はすでに開花や満開になった地点です。

全92地点
の桜(標本木[ソメイヨシノほか]53地点、自治体・公園など36地点、日本三大桜3地点)の予想開花日・予想満開日は、日本気象協会が運営する天気予報専門メディア『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』桜情報ページ(https://tenki.jp/sakura/expectation/)にて公開しています。

 

また、開花・満開の最新状況は同ページにて1日2回更新予定です。

■各地の気象予報士コメント

1.九州支社_松井渉.jpg

日本気象協会 九州支社(松井 渉)
九州はすでにすべての地点で桜が開花し、平年より早い開花のところが多くなりました。今週末ごろに寒の戻りが予想されますが、桜の花は徐々に咲きそろい、今週末から来週には九州各地で満開の桜を楽しめそうです。

2.四国支店_川越絵里子.png

日本気象協会 四国支店(川越 絵里子)
季節の歩みは加速し、20度前後まで上がる日もあって各地から開花の便りが届いています。早いところでは満開となり、四国地方は春爛漫の季節を迎えています。ただ、この先しばらくは季節の歩みにブレーキがかかり、桜を長く楽しめるところが多いでしょう。

3.中国支店_筒井幸雄.jpg

日本気象協会 中国支店(筒井 幸雄)
日差しのぬくもりに後押しされるように、桜の花芽があちらこちらでほころんでいます。この先は一時的に寒気が流れ込み、花冷えになる日もありますが、来週には桜が咲きそろい、満開の桜を楽しめそうです。

4.関西支社_真田知世.jpg

日本気象協会 関西支社(真田 知世)
近畿地方の開花は、3月25日に和歌山からスタートしました。この先は一時的に寒の戻りがありますが、そのほかの地点も今週末にかけて続々と開花する見込みです。今年の近畿地方は較的ゆっくりと満開へ向かい、満開の桜のもとで入学式を迎えられるところが多くなりそうです。

5.中部支社_菅野彰太.jpg

日本気象協会 中部支社(菅野 彰太)
東海地方の桜は続々と開花の便りが届いていますが、先週から寒暖の変動が大きくなっていて、この先もしばらく同じような傾向が続きそうです。満開への道のりは少し長くなりそうで、平野部では4月になってから満開になるところが多いでしょう。

6.本社_猪股竜彦.jpg

日本気象協会 本社(猪股 竜彦)
先週末から季節が一旦足踏みしましたが、今週半ばの暖かさで東京では満開を迎え、開花前線は北関東まで北上しています。この週末に関東南部の桜の名所では見頃を迎える見込みです。しかし、今週末から来週にかけて再び寒の戻りがあり、天気もすっきりしない日が多くなるため、お花見には暖かい服装が必要でしょう。

7.長野支店_濵中弘樹.jpg

日本気象協会 長野支店(濵中 弘樹)
長野県内の桜の開花前線もいよいよ北上開始。南部では、4月最初の週末が見頃になりそうです。ただし、その他の地点は寒の戻りの影響もあり、前回予想より数日遅い開花を見込んでいます。それでも、平年より早く、4月上旬には広い範囲で私たちの目を楽しませてくれそうです。

8.北陸支店_瀬山滋.JPG

日本気象協会 北陸支店(瀬山 滋)
今週の前半は春本番の陽気で、富山市の松川べりの桜は3月25日に一部で咲き始めました。この先は寒の戻りとなり、ぐずついた天気となりそうです。北陸地方は3月末までに開花する地点が多いですが、花冷えの日が続き、ゆっくりと満開に近づく見込みです。

9.新潟支店_今井梢.jpg

日本気象協会 新潟支店(今井 梢)
積雪による枝折れが目立った昨年とは違い、今年は枝折れも少なく桜のつぼみは順調に膨らんできています。この先は再び寒の戻りが予想されているため前回予想より少し遅くなりましたが、来週後半には平年より4~5日早く各地で開花するでしょう。

10.東北支社_佐藤理恵子.jpg

日本気象協会 東北支社(佐藤 理恵子)
流れ込む寒気の影響で、来週中頃にかけて雪の降る寒さになる日が多い東北地方。それでも東北地方の桜の花芽は順調に生長しています。福島県いわき市小名浜の開花を皮切りに、東北地方の桜も順調に開花して新生活に花を添えるでしょう。東北の春はもうすぐです。

11.北海道支社_田嶌恵.jpg

日本気象協会 北海道支社(田嶌 恵)
北海道の気温は4月が平年並みで花芽の成長に大きな影響はなく、北海道を開花前線が北上してゆく5月は平年並みか高くなる見込み。道央や道南では平年より早く4月後半には桜が咲き始め、道東や道北の開花も平年より早くなるところがありそうです。



  日本全国92地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花・満開予想以外にも、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想を『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』桜情報ページ(https://tenki.jp/sakura/expectation/)にて公開しています。


【言葉の説明】
平年:1981~2010年の平均値

かなり早い             :平年より7日以上早い
早い                      :平年より3日から6日早い
平年並                   :平年との差が2日以内
遅い                      :平年より3日から6日遅い
かなり遅い             :平年より7日以上遅い

         
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高松(栗林公園)の標本木
(3月26日撮影)

 

東京(靖国神社)の標本木
(3月27日撮影)

 

大阪(大阪城公園西の丸庭園)の標本木
(3月27日撮影)




参考資料
桜開花予想に関するよくあるご質問

Q1:桜開花予想の報道発表のスケジュールは?
A1:第1回は2月7日(木)、第2回は2月21日(木)、第3回以降は3月から4月下旬まで毎週木曜日(3月20日のみ水曜日)に発表を予定しています。 2月中は予想開花日のみを発表し、3月以降は予想開花日と予想満開日を発表します。

Q2:開花日・満開日の基準は?
A2:気象庁の観測基準と同じです。開花日は標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、満開日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

Q3:予想する地点数は?
A3:2月中は51地点、3月以降は全国で92地点の予想を発表します。予想地点92地点は、各地気象台が観測する標本木53地点と自治体・公園などの協力機関から観測データを得られる36地点、および日本三大桜の3地点となります。

Q4:日本気象協会の桜開花予想の手法・特徴は?
A4:花芽(はなめ)の生育過程に大きな影響を与える「秋以降の気温経過」に重点を置いた、独自の予測式を用いて開花予想を行っています。各地気象台の標本木や公園などの協力機関による正確な観測データを重視した、気象学的根拠に基づいた予想を出しているのが特徴です。
2007年から桜の開花予想を実施しており、今年で13年目の取り組みです。

Q5:開花予想に使うデータは?
A5:以下データを使用しています。
①    前年秋から予想作業日前までの気温観測値
②    予想作業日から開花時期までの気温予測値(日本気象協会ポイント予報および長期予報)

桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休眠から覚めます(休眠打破)。休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

Q6:日本三大桜とは?
A6:福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(エドヒガンザクラ)を指します。いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されています。樹齢が1000年以上で、幹回りが9メートル以上あります。

日本三大桜の開花予想作成にあたり、地元自治体やお寺の住職の方々のご同意を得て、過去の長年にわたる開花日や満開日の観測データを使わせていただき、それぞれの桜の開花日や満開日に関する独自の予測式を作成しました。開花時期には日本気象協会の気象予測を用い、地元自治体やお寺の住職の方々のご協力も得ながら、精度の良い開花予測を提供します。

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