日本気象協会の気象予報士100名と全国にお住まいの一般の方500名に調査を実施 気象予報士が選ぶ今年の天気を表す漢字は「雨」 一般の方への調査では「晴」が初の1位に
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会所属の気象予報士のうち100名と全国にお住まいの一般の方500名に調査を行い、「今年の天気を表す漢字」を決定しましたので、発表します。

右上:気象予報士が選ぶ「2020年 今年の天気を表す漢字」、右下:一般の方が選ぶ「2020年 今年の天気を表す漢字」)
■今年の天気を表す漢字 気象予報士は「雨」、一般の方は「晴」が1位に!


気象予報士で1位に選ばれたのは「雨」、2位に「穏」、3位に「暖」「暑」という結果になりました。一般の方への調査では、1位に「晴」、2位に「曇」、3位に「雨」が選ばれました。今年は、気象予報士と一般の方で1位が真逆になる結果となり、今年1年の天候に対しての印象が大きく異なることがわかる結果となりました。「穏」が上位にランクインしたのは本調査開始以来初めてとなり、今年は12年ぶりに台風の上陸がなかったことが影響したものと思われます。一方、一般の方への調査では、「晴」が初めて1位になりました。今年は回答者のお住まいの場所によっては気象災害が比較的少なかった印象をお持ちであることがわかるコメントが多く見受けられました。
<気象予報士> 1位の「雨」を選んだ理由(※調査のコメントより抜粋)
「今年の天候を振り返って、印象が強く残っているのは令和2年7月豪雨だったため『雨』としました (東北支社所属20代男性) 」
「梅雨が長くしっかりと続き、各地での豪雨災害等も相次いだ (東京本社所属30代男性) 」
<一般の方> 1位の「晴」を選んだ理由(※調査のコメントより抜粋)
「気持ちの良い天気が多かったような気がする(沖縄県在住20代女性)」
「北海道では大きな災害も無い1年だった (北海道在住50代女性) 」
気象予報士と一般の方それぞれが選んだ「今年の天気を表す漢字」は、日本に唯一という「気象」の神社『気象神社(氷川神社境内)』にて、したためていただきました。本調査の詳細は「2020年お天気総決算 ~tenki.jpラボVol.20~」でご覧いただけます。
■「tenki.jpラボ」に関して
「tenki.jpラボ」では、より天気に興味を持っていただくことを目的として、天気にまつわる情報と意識調査や気象予報士の知恵、時節にまつわる見解や情報発信を行っており、今回で20回目の発表となります。また、「tenki.jpラボ」による『お天気総決算』の調査と発表は2013年からスタートし、今年で8年目になります。
![]() | URL:https://tenki.jp/suppl/entries/8/(PC/スマホ対応) |
気象予報士向け調査概要 【調査対象】日本気象協会所属の気象予報士100名 【調査方法】インターネット調査 【調査期間】2020年11月11日(水)~11月19日(木) | 一般向け調査概要 【調査対象】全国の10代-50代 男女 合計500名(年代男女各50名 ) 【調査方法】インターネット調査(調査会社の登録モニター活用) 【調査期間】2020年11月9日(月)~11月15日(日) |
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PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】tenki.jpラボ20_今年の天気を表す漢字