東日本大震災から10年
Press Release
2011年3月11日(金)午後2時46分に、三陸沖を震源とする巨大地震が発生しました。
今日であの地震から10年を迎えます。
地震発生後に東北地方の沿岸部には高さ10メートルを超える津波が押し寄せ、多くの都市が被害を受けました。今年3月1日時点で1万5,899名の方が亡くなられ、いまだに2,526人の方が行方不明のままです。また、全国ではおよそ41,000名の方が避難生活を続けておられます。
亡くなられた方へお悔やみを申し上げますとともに、被害にあわれた全てのみなさまへ、心からお見舞い申し上げます。
近年は大型台風や集中豪雨など、激甚化する気象災害も増えてきています。あの震災から10年を経て日本気象協会でも防災・減災の取り組みを進化させています。日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp」では、「警報・注意報」「地震情報」「津波情報」「火山情報」「台風情報」などの防災情報(https://tenki.jp/bousai/warn/ )を24時間365日提供しています。
また日本気象協会では豪雨災害発生時の避難の目安となる「既往最大雨量をもとにした比較」による防災支援や、地域防災支援につながる避難確保計画策定への貢献などをもとに、「逃げ遅れゼロ」を実現するための活動をしています。
東日本大震災から10年を迎え、この震災から学んだことを通じて日ごろからの備えを心がけていただきますようお願いいたします。日本気象協会も気象コンサルティング企業として引き続き防災・減災に資する活動を続けてまいります。
【天気予報専門メディア「tenki.jp」コラム】
●3.11から10年 災害から得た教訓を未来につなぐ
2021年03月11日
日本気象協会 東北支社 髙橋 衡平
https://tenki.jp/forecaster/kohei_takahashi/2021/03/11/11604.html

●「復興」は「復旧」にあらず 3.11被災地のその後を見つめて
2021年03月10日
日本気象協会 本社 真木 伸之
※震災当時は東北支社勤務
https://tenki.jp/suppl/n_maki/2021/03/10/30289.html

・「tenki.jp」は、一般財団法人 日本気象協会の登録商標(登録第6129427号)です。
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】東日本大震災から10年_