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日本気象協会、港湾・沿岸事業者向け 海洋統合コンテンツ「MICOS Port」を提供開始 ~港湾・沿岸部における意思決定の迅速化と高度化をサポート~
2026.04.07
プレスリリース
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は、港湾・海岸工事での作業体制構築判断や入出港、荷役可否判断の支援に活用できる港湾・沿岸事業者向け海洋統合コンテンツ「MICOS Port(まいこす ぽーと)」を、2026年4月7日(火)より月額50,000円/ID(税別)で法人向けに提供開始します。
「MICOS Port」は、海上風、波浪、海流、潮位の予測情報に加え、波浪・潮位の観測情報(実況)、天気情報、台風情報などを地図やダッシュボードで分かりやすく表示する海洋統合コンテンツです。海上風と波浪予測では、数日先以降の予測精度が高いECMWF(欧州中期予報センター)の海上風データと日本気象協会独自の波浪モデルを融合することで高解像度・高精度化を実現しました。パソコンやスマートフォンのWebブラウザから利用でき、港湾・海岸工事の作業判断や入出港・荷役判断、防災計画やBCPタイムライン策定など、港湾・沿岸部における意思決定を支援します。
「MICOS Port」の特長
高解像度・高精度な海上風予測と波浪予測
ECMWFデータと、日本気象協会独自の波浪モデルを融合し、港湾・沿岸部の利用ニーズに応える高精度な予測情報を提供します。

「MICOS Port」画面イメージ
海上風・波浪予測メニューに、波浪ポイント予測と天気図を重ねて表示
地図表示とダッシュボード表示でピンポイントの情報を一元的に確認可能
海上風、波浪、海流、潮位、実況情報、天気、台風情報などを、Webブラウザ上で分かりやすく可視化し、必要な情報を一画面で確認できます。

海洋ダッシュボード画面例(1) 波浪ポイント予測(有義波高・有義波周期)

海洋ダッシュボード画面例(2) ポイント予測(天気予報・風速・降水量)
※天気予報等が付加されたダッシュボードは5月にリリース予定
パソコン・スマートフォンから利用可能
専用ソフトのインストールが不要で、Webブラウザから利用できるので、現場と管理部門の双方で柔軟に活用できます。

スマートフォンでの表示例(左:海上風・波浪予測、右:海洋ダッシュボード)
シナリオ型台風予測情報や高潮予測情報をオプションで提供
最大10日先までの確率付きシナリオ型台風予測情報や、高潮予測情報をオプションで提供します。これにより、早期のリスク把握と事前準備を支援します。

JWAシナリオ型台風予測情報(オプションメニュー)
「MICOS Port」利用用途
- 港湾・海岸工事における作業体制構築判断
- 入出港や荷役可否判断の支援
- 防災計画やBCPタイムライン策定への活用
- 港湾・沿岸部における監視・情報共有の高度化
「MICOS Port」により得られる効果
- 港湾・沿岸部における意思決定の迅速化と高度化
- 作業の安全管理と効率的な運用管理を支援
- 台風や高潮などのリスク把握の早期化
- データ活用やDX推進による業務付加価値の向上
「MICOS Port」のサービス内容
| 提供情報 | 更新頻度 | 備考 |
|---|---|---|
| 海上風・波浪予測 | 1日8回(短期) 1日1回(週間) | 風向・風速、波高・周期・波向を1時間間隔 10日先まで提供 |
| 海流予測(流向・流速) | 1日1回 | 1日間隔10日先まで |
| 波浪・潮位観測 | 随時 | 履歴表示あり |
| ダッシュボード機能 | ー | 波浪ポイント予測、波浪・潮位観測情報、 天気、視程情報などを任意地点で表示可能 |
| シナリオ型台風予測(*) | 台風発生時のみ | 日本気象協会独自の3つのシナリオ(コース)別に 台風進路を予測 |
| 高潮予測(*) | 台風接近時のみ | 高潮予測情報を表示 |
| *:オプションメニュー |
料金・提供形態
MICOS Portは、法人向けサービスとして月額50,000円/ID(税別)で提供予定です。
シナリオ型台風予測情報、高潮予測情報などのオプションについても、利用目的に応じて提案します。
サービスの詳細や導入に関するお問い合わせ
一般財団法人 日本気象協会 防災・気象DX本部 防災事業部 海洋事業課
TEL:03-5958-8156
Email:wavedata@jwa.or.jp
以上
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