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日本気象協会と西川株式会社が共同調査を実施 「睡眠と熱中症の関係性」調査結果を発表

2019.06.20

プレスリリース

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川裕己、以下「日本気象協会」)は、天気予報専門メディア「tenki.jp」内の『tenki.jpラボ』にて「睡眠と熱中症の関係性」の調査結果を本日、2019年6月20日(木)に発表します。

日本気象協会は、西川株式会社(本社:東京都中央区日本橋富沢町 代表取締役社長:西川 八一行、以下「西川」)と“睡眠”と“熱中症”の関係性について、共同で解析調査しました。調査の目的は、世界的に見ても睡眠時間が少ないとされる日本人の睡眠環境の改善と、これからの暑くなる時期に特に注意したい熱中症のリスクの軽減にむけて、健康促進の一助にしていただくことです。

調査結果の全容は『tenki.jpラボ』にて公開しています
URL: https://tenki.jp/suppl/entries/8/

<調査結果ダイジェスト>

① 熱中症救急搬送者数の多い日の前夜は、中途覚醒時間※1が長く睡眠効率※2が低い傾向が明らかに
西川の快眠コンサルティングサービス“ねむりの相談所”が保有する睡眠データ、対応する日の熱中症救急搬送者数(消防庁)、対応する日の気象データ(気象庁)を組み合わせて統計解析を行ったところ、熱中症救急搬送者数に影響を与える要素として、日中のWBGT※3や前夜の夜間平均気温のほかに、中途覚醒時間、睡眠効率が影響を及ぼしている可能性があることが分かりました。

② 夜間の平均気温が高いほど、中途覚醒時間が長く、睡眠効率が低くなる傾向を確認
中途覚醒時間が2時間以上の方々は、10分未満の方々と比べて夜間平均気温の平均値が約2℃高いことがわかりました。また、睡眠効率が65%未満の方々は、95%以上の方々と比べて夜間の平均気温が約3℃高いことがわかりました。本調査からも、夜間の暑い環境は眠りを妨げる要因となっている傾向を示すことができました。

※1 中途覚醒時間・・・入眠から起床までの間で途中目が覚めていた時間の合計。
※2 睡眠効率・・・寝床に入っていた時間のうち、実際に眠っていた時間の割合。
※3 アメリカで開発された暑熱環境での熱ストレスを評価する指標

西川株式会社 日本睡眠科学研究所 志村洋二氏

西川株式会社 日本睡眠科学研究所 志村洋二氏

一般財団法人日本気象協会 気象予報士 平泉浩一

一般財団法人日本気象協会 気象予報士 平泉浩一

なお、西川株式会社は日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトのオフィシャルパートナーです。

■「tenki.jpラボ」に関して
「tenki.jpラボ」では、天気や防災にまつわる情報と、意識調査や気象予報士の知恵、時節の話題などを絡め、より天気や防災に興味を持っていただくことを目的として情報発信を行っており、今回で16回目の発表となります。また、「tenki.jpラボ」による『お天気総決算』の調査と発表は2013年からスタートし、今年で6年目になります。

URLhttps://tenki.jp/suppl/entries/8/PC/スマホ対応)

 

■天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」 https://tenki.jp

日本気象協会が発表する気象情報を、Webサイト/スマートフォンアプリで無料提供している天気予報専門メディアです。年間ページビュー数は25億PV(Webページ・スマートフォンアプリ合算での推定)。生活に欠かせない天気予報に加え、専門的な気象情報、地震・津波などの防災情報も確認できます。気象予報士が日々提供する「日直予報士」も人気コンテンツです。

PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】tenki.jpラボ Vol.18「睡眠と熱中症」_

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