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2016年桜開花予想(第3回) ~満開予想発表!3月上旬は桜のつぼみが膨らむ~
Press Release

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野 克彦、以下「日本気象協会」)は、2016年3月2日(水)に日本全国88地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第3回)を発表します。今回から満開日の予想も発表します。

また、桜の開花予想が実施10年目となる今年は初の取り組みとして、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいざくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表します。

開花予想は、JWA公開HP(http://www.jwa.or.jp/)や、天気予報専門サイト『tenki.jp』(http://www.tenki.jp/sakura/)にて無料で公開しています。

(1) 概況

2016年の桜(ソメイヨシノほか)の開花日は、九州と四国地方は、平年並みか平年より遅く、そのほかの地域では、平年並みか平年より早い見込みです。今回から、予想地点が88地点に増えました。桜前線は3月22日に愛媛県の宇和島からスタートし、23日には福岡、高知、名古屋、東京(千代田区)へ、3月下旬には関東以西のほとんどのエリアに到達する見込みです。その後も順調に北上し、4月上旬には北陸・東北南部に達するでしょう。桜前線が津軽海峡を渡るのは、4月末になる見込みです。

2016年 桜開花予想前線図
2016年 桜開花予想前線図

●日本気象協会 長期予報

気温3月4月5月
北日本高い平年並平年並
東日本高い高い高い
西日本高い平年並か高い平年並か高い
~桜開花予想チームのコメント~
3月の気温は、前回予想より高くなり、全国的に前回の予想開花日より1~2日程度早まる所が多くなりました。
4月の気温も前回予想より高くなり、平年並みか平年より高い所が多くなりました。

(2)4月上旬には関東より西のエリアでお花見シーズンに!

3月のスタートは、強い寒気に覆われ、真冬のような寒さとなりました。ただ、このあと寒さは一気に和らぐ見込みです。今週末にはさらに暖かい空気が流れ込み、来週にかけて春本番の暖かさとなるでしょう。3月後半にかけて、一時的な寒気の影響はあるものの、平年並みか平年より高い気温が続くため、予想開花日は平年並みか平年より早い所が多くなっています。予想満開日も平年並みか早い所が多く、3月下旬には関東南部を中心にお花見が楽しめるでしょう。

4月の気温は平年並みか平年より高く、長野県、北陸、東北地方の桜の予想開花日も平年より早い所が多い見込みです。

(3)桜開花予想のたより(リレートーク)

桜開花予想のたより(リレートーク)
日本気象協会新潟支店コメント
日本気象協会関西支社コメント

別紙

●各地の桜(ソメイヨシノほか)の2016年予想開花日・予想満開日(3月2日発表)

※平年(昨年)差の「-」は平年(昨年)よりも早く、「+」は平年(昨年)よりも遅いことを表します。
※平年値や昨年値は、気象庁・各自治体や名所の値を用い、平年値の無い地点は過去の観測データを基に算出しました。
※満開を観測していない地点と過去の観測の記録がない地点は、予想満開日は発表しません。
※長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、その他の各地はソメイヨシノを対象としています。

九州地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
福岡県福岡市3月23日0+14月3日+2+5
大分県大分市3月27日+3+14月7日+4+4
長崎県長崎市3月27日+3+54月6日+3+6
佐賀県佐賀市3月27日+3+54月6日+3+6
熊本県熊本市3月25日+2+44月4日+3+4
宮崎県宮崎市3月27日+3+54月7日+5+6
宮崎県都城市
(母智丘公園)
3月28日+4+64月2日+2+4
鹿児島県鹿児島市3月31日+5+104月9日+5+9
気象予報士コメント(日本気象協会 九州支社)
九州は初冬の気温がかなり高かった影響で、桜の休眠打破が遅れたものと見られます。このため、開花は福岡市で平年並みのほかは、全般に平年より遅くなりそうです。満開も平年よりやや遅いですが、4月上旬には各地で美しい桜を楽しめそうです。
四国地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
香川県高松市3月28日0+44月5日0+4
徳島県徳島市3月28日004月5日0+2
愛媛県松山市3月25日0-24月5日+1+4
愛媛県宇和島市3月22日0+14月3日+2+1
高知県高知市3月23日+1+14月2日+3+3
高知県宿毛市3月26日+3+4---------
気象予報士コメント(日本気象協会 四国支店)
四国地方の今年の桜の開花は、おおむね平年並みとなりますが、太平洋側で少し遅くなる所があるでしょう。満開は4月の初め頃となる見込みです。
中国地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
広島県広島市3月27日0+34月5日+1+6
岡山県岡山市3月28日-104月5日-1+3
島根県松江市3月28日-3-14月6日-2+4
鳥取県鳥取市3月28日-304月5日-2+4
山口県下関市3月29日+2+44月6日+1+5
山口県岩国市
(錦帯橋・吉香公園)
3月27日004月5日0+4
気象予報士コメント(日本気象協会 中国支店)
2月下旬の中国地方は時々冷たい雨や雪が降りましたが、日差しも次第に強くなり、ひと雨ごとに草木の芽も潤っているように感じられます。3月上旬は平年より気温が高く、花芽の生長は順調に進むでしょう。
近畿地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
大阪府大阪市3月26日-204月3日-2+2
滋賀県彦根市3月30日-3-14月7日-2+3
京都府京都市3月26日-2-14月3日-2+2
兵庫県神戸市3月27日-104月6日+1+4
兵庫県姫路市
(姫路城)
3月29日0+14月7日0+5
奈良県奈良市3月26日-3-14月2日-3+2
和歌山県和歌山市3月24日-2+14月4日0+5
気象予報士コメント(日本気象協会 関西支社)
寒暖の差が大きく、体調管理が難しい日々ですが、周期的に訪れる春の暖かさにより、桜の花芽も少しずつ膨らんできています。近畿地方の桜の開花は平年並みか平年よりやや早く、3月下旬には花開き、4月上旬に満開を迎えるでしょう。
東海地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
愛知県名古屋市3月23日-3+24月2日-1+3
静岡県静岡市3月25日0+34月3日0+2
静岡県浜松市
(浜松城公園)
3月28日+1+64月6日+2+7
岐阜県岐阜市3月24日-2+14月2日-2+3
岐阜県高山市4月10日-5-24月16日-4-1
三重県津市3月29日-104月5日0+5
気象予報士コメント(日本気象協会 中部支社)
風の冷たい日もありましたが、暖かな春の日差しを受け名古屋周辺の桜の花芽も少しずつ大きくなっています。3月上旬は平野部を中心に春本番の陽気となる日が多く、各地の開花は平年より早くなりそうです。
関東地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
東京都千代田区3月23日-303月29日-50
東京都八王子市3月25日-3-2---------
茨城県水戸市3月29日-4-14月6日-2+2
栃木県宇都宮市3月30日-204月6日-2+4
群馬県前橋市3月29日-2+14月5日-1+4
埼玉県熊谷市3月27日-204月5日0+6
埼玉県さいたま市
(大宮公園)
3月25日-1-1---------
千葉県銚子市3月31日0+14月8日0+2
神奈川県横浜市3月24日-2+14月3日0+3
神奈川県小田原市
(小田原城址公園)
3月25日-1+24月4日+1+4
東京都八丈島
(八丈植物公園)
3月31日0+34月12日+3---
気象予報士コメント(日本気象協会 本社)
この先3月の気温は平年より高く、花芽の生長は順調に進むでしょう。各地の開花日は平年並みか早く、3月下旬には続々と開花の便りが届きそうです。東京の標本木・靖国神社の桜の開花は3月23日の見込みです。
甲信地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
山梨県甲府市3月25日-204月1日-2+1
長野県長野市4月7日-6+34月12日-5+2
長野県大町市
(大町山岳博物館)
4月14日-5-34月21日-1-1
長野県飯山市
(飯山城址公園)
4月14日-3-1---------
長野県松本市
(松本城)
4月4日-604月10日-5+2
長野県上田市
(上田城跡公園)
4月3日-6+14月7日-6+1
長野県小諸市
(懐古園)
4月10日-5+14月17日-40
長野県諏訪市
(高島公園)
4月9日-3+3---------
長野県伊那市
(高遠城址公園)
4月7日-5+24月13日-4+4
長野県飯田市
(大宮通り)
3月31日-4+14月5日-4+2
長野県飯田市
(天竜峡)
3月30日-1+2---------
気象予報士コメント(日本気象協会 長野支店)
長野の桜は、近隣の地域に比べのんびり屋。今の所、まだつぼみはかたそうです。
北陸地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
新潟県新潟市4月6日-3+44月10日-4+1
新潟県上越市
(高田公園)
4月4日-4+24月9日-40
富山県富山市4月2日-3+14月8日-2+4
富山県高岡市
(高岡古城公園)
4月3日-304月8日-2+2
石川県金沢市4月1日-3+14月8日-2+4
石川県輪島市4月6日-3+2---------
福井県福井市3月31日-304月5日-4+2
気象予報士コメント
【日本気象協会 新潟支店】
晴れ、雪、雷とめまぐるしく変わる天気が続いていますが、そろそろ時折見せる日差しが春の暖かさを運んできそう。新潟や高田公園の桜も昨年よりは遅れますが平年よりはやや早く咲き出す見込みです。


【日本気象協会 北陸支店】
3月1日の朝は雪が積もっていました。桜のつぼみはまだかたいです。
東北地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
宮城県仙台市4月6日-5+34月12日-4+3
青森県青森市4月22日-2+84月27日-2+8
青森県弘前市
(弘前公園)
4月20日-3+44月26日-2+3
青森県八戸市4月20日-3+4---------
秋田県秋田市4月16日-2+54月21日-1+6
秋田県仙北市
(角館・桧木内川堤)
4月22日-2+54月26日-2+5
岩手県盛岡市4月16日-5+74月23日-2+7
岩手県北上市
(北上展勝地)
4月18日-2+84月24日-2+6
岩手県大船渡市4月9日-5+7---------
山形県山形市4月11日-4+14月16日-3+1
山形県酒田市
(日和山公園)
4月11日-3+74月16日-2+3
福島県福島市4月5日-4+34月9日-4+3
福島県いわき市
(小名浜)
4月4日-2+34月9日-3+1
気象予報士コメント(日本気象協会 東北支局)
東北地方の12~2月の気温は高くなりました。3月の気温も高い予想です。桜の開花は平年並みか早い見込みです。福島県内では4月初めには咲き出す所があるでしょう。
北海道地方地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
北海道札幌市5月2日-1+105月6日-1+10
北海道稚内市5月13日-1+115月16日-1+11
北海道留萌市5月7日-2+95月11日-1+10
北海道旭川市5月4日-1+75月6日-1+8
北海道倶知安町5月7日0+65月11日-2+7
北海道網走市5月11日0+115月13日-1+10
北海道帯広市5月4日0+85月7日0+9
北海道釧路市5月15日-2+65月18日-2+6
北海道根室市5月18日0+85月24日0+9
北海道室蘭市5月5日-1+75月9日-2+7
北海道浦河町5月8日-1+75月11日-1+7
北海道函館市4月29日-1+85月3日-1+9
北海道松前町
(松前公園)
4月27日-3+8---------
気象予報士コメント(日本気象協会 北海道支社)
3月の北海道はふぶきと寒さのスタートとなりました。しかし3月の気温は平年より高く、4月もほぼ平年並みという予想が出ています。今年の桜の開花は平年並みか少し早くなりそうです。

【桜の開花日・満開日に関する言葉の説明】

平年:1981~2010年の平均値
かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い    :平年よりも3日から6日早い
平年並   :平年との差が2日以内
遅い    :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い

●日本三大桜 開花予想

都道府県地点予想
開花日
平年差
(日)
昨年差
(日)
予想
満開日
平年差
(日)
昨年差
(日)
三春滝桜福島県三春町4月10日---+64月15日---+1
山高神代桜山梨県北杜市3月27日----24月2日---+1
根尾谷淡墨桜岐阜県本巣市3月29日----54月3日----6

※日本三大桜は平年値なし

 

【日本三大桜について】

日本三大桜は、福島県三春町の「三春滝桜」(ベニシダレザクラ)、山梨県北杜市の「山高神代桜」(エドヒガンザクラ)、岐阜県本巣市の「根尾谷 淡墨桜」(エドヒガンザクラ)を指します。いずれの桜も、大正11年(1922年)に国の天然記念物に指定されています。樹齢が1000年以上で、幹回りが9メートル以上あります。

日本三大桜の開花にあたり、地元自治体やお寺の住職の方々のご同意を得て、過去の長年にわたる開花日や満開日の観測データを使わせていただき、それぞれの桜の開花日や満開日に関する独自の予測式を作成しました。開花時期には日本気象協会の気象予測を用い、地元自治体やお寺の住職の方々のご協力も得ながら、精度の良い開花予測を提供したいと考えております。

日本気象協会は企業メッセージ「ハーモナビリティ」の考えのもと、“お天気コンシェルジュ”として、日々の生活に役立つ気象情報や防災情報、四季の変化を楽しむ季節情報などを提供することで、利用者の生活を豊かにする新しい価値を届けていきます。

2016年 桜開花予想に関するよくあるご質問

日本気象協会の桜開花予想について、よくあるご質問をまとめました。

 

Q1:桜開花予想の発表のスケジュールは?

A1:第1回は2月3日(水)、第2回は2月24日(水)、以降、3月から4月下旬まで毎週水曜日に発表します。 2月中は【○月○日頃】として開花時期の傾向を発表し、3月以降は【開花日○月○日】【満開日○月○日】の形で発表します。

 

Q2:日本気象協会の開花予想の特徴は?

A2:各地気象台の標本木や公園などの協力機関による正確な観測データを重視した、気象学的根拠に基づいた予想を出しています。

 

Q3:開花日・満開日の基準は?

A3:気象庁の観測基準と同じです。開花日は標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、満開日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

 

Q4:予想する地点数は?

A4:2月中に発表する開花時期の傾向は48地点、3月以降に発表する開花日・満開日予想は全国で約90地点を発表します。予想地点約90地点は、各地気象台が観測する標本木53地点と自治体・公園などの協力機関から観測データを得られる36地点を対象としています。

これらに今年から日本三大桜の3地点が加わります。

 

Q5:日本気象協会の桜開花予想の手法は?

A5:独自手法を用いて開花予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いるものです。
2015年の桜開花/満開予想の平均誤差は、開花予想、満開予想ともに3.0日でした。東海・関東地方や北海道の開花直前の気温が予想より高い状態が続き、予想より数日早い開花になったため誤差が生じました。

 

Q6:開花予想に使うデータは?

A6:①前年秋から予想作業日前までの気温観測値

②予想作業日から開花時期までの気温予測値(当協会ポイント予報および長期予報)を使用しています。

桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽(はなめ)は

前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、花

芽は休眠から覚めます(休眠打破)。休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

 

Q7:長期予報の「北日本」「東日本」「西日本」の区分はどこ?

A7:気象庁が用いる範囲の通りです。北日本には北海道と東北地方、東日本には関東甲信・北陸・東海地方、西日本には近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部が含まれます。

 

Q8:開花予想はどこで見られる?

A8:JWA公開HP(http://www.jwa.or.jp/) 、tenki.jp(http://www.tenki.jp/sakura/)、でご利用いただけます。tenki.jp では、開花(満開)の予測だけでなく、3月以降は、全国のお花見ポイントの実況や見どころ情報も提供します。

以上

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