日本気象協会 ゴールデンウィーク(GW)の天気傾向を発表 ~ 関東から九州を中心に、お出かけ・レジャーに適した日が多い ~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、ゴールデンウィーク(以下、GW)期間[2017年4月28日(金)頃から5月7日(日)頃]の天気傾向に関する情報を発表します。
◇GW(4月28日頃~5月7日頃)の天気傾向 ● 関東甲信から九州を中心に、晴れて気温も高く、お出かけ日和となる日が多い ● 北海道・東北は寒暖差が大きく、GW後半には冷え込む日がありそう ● 奄美・沖縄は曇りや雨の日が多い |
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GW(4月28日頃~5月7日頃)の日本付近は、低気圧と高気圧が交互に通過し、北海道から九州にかけては天気が数日の周期で変わるでしょう。ただし、北海道・東北の太平洋側と関東甲信から九州では、晴れる日の方が多くなる見込みです。また、関東甲信から九州では南から暖かい空気が入り込むため、気温も平年より高い状態が続き、お出かけやレジャーに適した日が多いでしょう。
なお、北海道・東北では気温の寒暖差が大きく、特にGW後半(5月3日頃~7日頃)は強い寒気の南下で冷え込み、北海道の標高の高い山では雪になる可能性があります。
奄美・沖縄は湿った空気の影響を受けるため、曇りや雨の日が多い見込みです。ただし、半袖で過ごせる程に気温が高いため、蒸し暑く感じる日が多いでしょう。GWの終わり頃には、平年より早く梅雨入りの発表があるかもしれません。
【各地域の天候のポイント】
◇北海道・東北(北日本)
・太平洋側を中心に、晴れる日が多い見込み。
・気温は寒暖差が大きく、GW後半(5月3日頃~7日頃)には冷え込む日もあり、北海道の山では雪の可能性も。
・東北北部の桜の見ごろはGWのはじめまで(4月30日まで)だが、函館や札幌はGW中に桜の見頃を迎える予想。
◇関東甲信~九州(東・西日本)
・晴れる日が多く、気温も高く経過するため、お出かけやレジャーに適した日が多い見込み。ただし、湿度が高く蒸し暑く感じる日もありそう。
・紫外線が強い時期のため、屋外でのレジャーではしっかりした紫外線対策が必要。
・東京湾では、GW前半(4月28日頃~5月2日頃)が潮干狩りに最適な潮汐となる見込み。
◇奄美・沖縄(南西諸島)
・湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多い見込み。
・気温は平年より高く、半袖で過ごせる日も多いが、ぐずついた天気のため蒸し暑い日が続きそう。
・沖縄付近の海面水温は平年より高く、海水浴に適した水温となる見込み。
なお4月25日(火)には、最新の10日間予報を元にした、各地のGW前半(5月4日まで)の詳細な天気に関する情報を発表する予定です。
本情報は2017年4月18日時点の予測資料から作成したものです。最新の気象情報は 日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp」http://www.tenki.jp/ でご確認ください。 |
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会発表】2017年GWの天気傾向_