お盆期間は、西日本を中心に厳しい暑さ ~熱中症に厳重警戒、局地的大雨にも注意~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、2019年のお盆期間(8月10日[土]頃から18日[日]頃)の天候に関する情報を発表します。
◇令和元年のお盆期間の天気傾向
●北日本では晴れる日が続かず、くもりや雨の日も。
●東・西日本は晴れる日が多いが、山沿いを中心に午後は局地的大雨に注意を。
●全国的に気温は平年並みで、西日本を中心に猛暑日も。熱中症に厳重警戒。

今年のお盆期間(8月10日頃から18日頃)は、関東から九州、奄美・沖縄は晴れる日が多く、西日本を中心に猛烈な暑さが続く予想です。昼間だけでなく、夜間も熱中症に警戒が必要です。室内では適切に冷房を使用するほか、こまめに水分・塩分を補給し、熱中症対策を心がけてください。
なお、気温の上昇や湿った空気の影響で、午後は大気の状態が不安定になります。局地的大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」や落雷、突風にご注意ください。屋外のレジャーは天気の急変に注意が必要です。スマートフォンのアプリなどで雨雲の動きを確認し、黒い雲に覆われてきたり、雷の音が聞こえてきたら、早急に安全な建物の中などに避難してください。
また、8月は台風の発生が1年で最も多い月です。台風が離れていても、高波や大雨となることがありますので、最新の気象情報で台風の影響を確認してからお出かけください。一方、北海道、東北の太平洋側は、晴れる日が続かず、くもりや雨の日もありそうです。東北の日本海側は晴れる日が多いでしょう。気温は、ほぼ平年並みです。
【各地域の天候のポイント】
◇北海道・東北(北日本)
・北海道、東北の太平洋側は、晴れる日が続かず、くもりや雨の日も。
・東北の日本海側は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくく、平年と同様に晴れる日が多い。
・気温は、ほぼ平年並み。晴れる日は暑い。
◇関東甲信~九州(東・西日本)
・平年と同様に晴れる日が多い。
・西日本ほど厳しい暑さで、猛暑日となる日がある。夜も寝苦しいため、熱中症に警戒。
・気温の上昇に伴って、大気の状態が不安定になる。
山沿いは局地的大雨や雷雨に注意が必要で、平野部も天気の急変する日がある。
◇奄美・沖縄(南西諸島)
・高気圧に覆われ、晴れの天気と暑さが続く。
・台風情報をこまめにチェック。
本情報は2019年7月25日時点の予測資料から作成したものです。
最新の気象情報は日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp」https://tenki.jp/ でご確認ください。