「日本気象協会が選ぶ2019年お天気10大ニュースランキング」が決定 第1位は「台風19号の猛威 関東甲信・東北で豪雨による甚大な被害」 ~ 第1位は気象予報士100名中78名が選ぶ結果に ~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が選ぶ「日本気象協会が選ぶ2019年お天気10大ニュースランキング」を決定しましたので、発表します。

■気象予報士が最も印象に残ったお天気ニュースは「台風19号の猛威 関東甲信・東北で豪雨による甚大な被害」
気象予報士が選ぶ2019年に最も大きく印象に残ったお天気ニュースでは、2013年の運用開始以来、史上最多の13都県に大雨特別警報が発表された「台風19号の猛威 関東甲信・東北で豪雨による甚大な被害」が1位となりました。神奈川県箱根町で日降水量が全国の観測史上1位を記録するなど、静岡県や新潟県、関東甲信・東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となりました。この影響で、千曲川や阿武隈川の堤防が決壊するなど、多くの河川で氾濫が発生しました。土砂災害や浸水害も相次ぎ、新幹線車両基地の水没など、ライフラインに多数の甚大な被害がもたらされたことが強く印象に残ったと考えられます。
<気象予報士の声>「台風19号の猛威関東甲信・東北で豪雨による甚大な被害」を選んだ理由
(※調査のコメントより抜粋)
「多くの方の命を奪うほどの災害をもたらした台風19号に衝撃を受け、強く印象に残ったから(東京本社所属40代男性)」
「台風19号による各地の河川決壊、増水は、気象予報士になってから初めて恐怖を感じるほどの災害だったから(東京本社所属40代女性)」
■「日本気象協会が選ぶ2019年お天気10大ニュースランキング」
「日本気象協会が選ぶ2019年お天気10大ニュースランキング」は、気象を中心に、地象や水象などの日本気象協会が取り扱う情報の中から、日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名が、2019年に特に印象に残ったニュースを選んだものです。
2位以降も含めた「日本気象協会が選ぶ2019年お天気10大ニュースランキング」の解説に関しましては、「2019年お天気総決算 ~tenki.jpラボVol.19~」からご覧いただけます。
調査概要 【調査対象】日本気象協会所属の気象予報士100名 【調査方法】インターネット調査 【調査期間】2019年11月11日(月)~11月19日(火) |
■「tenki.jpラボ」に関して
「tenki.jpラボ」では、より天気に興味を持っていただくことを目的として、天気にまつわる情報と意識調査や気象予報士の知恵、時節にまつわる見解や情報発信を行っており、今回で19回目の発表となります。また、「tenki.jpラボ」による『お天気総決算』の調査と発表は2013年からスタートし、今年で7年目になります。

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