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小売事業者向け商品需要予測サービス「売り･･･

小売事業者向け商品需要予測サービス「売りドキ！予報」に新機能追加～「来店指数」や「12週の予測」でさらに使いやすく～
Press Release2020.05.19

一般財団法人日本気象協会（本社：東京都豊島区、理事長：長田　太、以下「日本気象協会」）は小売業向けの商品需要予測サービス「売りドキ！予報（以下、本サービス）」に新たな機能を追加したアップデート版を2020年5月19日（火）より提供します。

昨年リリースした本サービスでは、気象条件を基にした商品カテゴリ別の売り上げ予測、「１日」「週間（日次）」「MDカレンダー」での需要予測指数、これらに基づく売り時の商品ランク表示を提供してきました。今回のアップデートでは、売り上げ予測に来店客数の変動を指数化して示す仕様としたほか、12週先の需要予測指数を追加。また、ファイル送信サービス（API）での情報提供を新たに開始します。

例年5月から7月にかけては梅雨前線による雨の影響や、急な晴れ間による気温上昇が起こり、需要予測が難しくなる時期です。また新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて多忙な小売事業者に役立てていただきたいと考え、WEBサービスのIDを2カ月間無償で発行します。

１．　アップデートの主な内容

１）来店客数の変動を指数化した「来店指数」を追加

２） 12週先（週次）までの需要予測指数「12週の予測」を追加

３）従来のWEBサービスに加えて新たにファイル送信サービス（API）を開始

■ 「来店指数」の追加

従来：
気象条件を基に各カテゴリの売り上げを予測してきました。

アップデート後：
小売事業者側であらかじめ曜日ごとの客数の設定を行うことで、特売などに由来する来店客数の増減を表現します。

■ 「12週の予測」の追加

従来：
「本日の予測」、「週間の予測（日次）」、「MDカレンダー」の3種類の需要予測指数を提供してきました。

アップデート後：
従来の3種類に加え、12週先までの週次の需要予測指数を提供します。これにより、季節商材の立ち上がり時期と終売の傾向を一目で確認・平年と比較することが可能になります。

■ その他のWEBサービスのアップデート

・これまで「ランク表示」のみであった売りドキ！予報を「指数値」で確認できるようになります

・これまで「昨日比」「平年比」であった比較対象に「曜日比」を追加します
・1カ月の需要予測について、これまで3品目だった高ランク商品を5品目表示します
（MDカレンダーに追加）
・日本気象協会の商品需要予測事業「eco×ロジ」独自の臨時情報（台風・大雨など）を表示します
・1週間内の体感指数の急変をアラートでお知らせします
・週間の予測を「不調」順に表示可能になり、食品ロス対策への活用がより容易になります
・壁などに貼ってご利用いただくことを想定した「印刷機能」を追加します

■ ファイル送信サービス（API/CSV）を開始

売りドキ！指数に加え、「当日の天気」「週間天気」「週次気温予測」などの気象予測情報についても、APIやCSVなどのファイル送信サービスのご提供が可能になります。これにより発注システムや需要予測システムとの連携や、デジタルサイネージやデジタル広告などのマーケティング分野で各種気象データを活用することが可能です。

２．　「売りドキ！予報」とは

日本気象協会が各種気象データを踏まえて予測した商品の需要予測指数（７ランクまたは数値）、気象情報、販促カレンダー（MDカレンダー）を搭載した小売事業者向けのサービスです。商品を550カテゴリ^※¹以上に細かく分けた「スタンダード」（月額9,600円^※²）と、約120カテゴリに分けた「ライト」（月額8,000円^※²）の２プランを販売します。2019年4月に関東版を販売開始し、7月より全国版に拡充しました。

なおこの需要予測指数は株式会社 True Data（本社：東京都港区、代表取締役社長：米倉裕之）が収集したPOSデータ^※³と日本気象協会が自社で保有する過去の気象データを解析して算出しています。

※1　 True Dataが独自に分類したカテゴリです。カテゴリ「小」は約120種、カテゴリ「細」は約550種があります。
（一部精肉カテゴリは日本気象協会にて分類）
※2　 2020年5月19日より価格を改定しています。また、1店舗あたりの価格。複数店舗の契約で割り引き可能です。
※3　 True Dataでは、統計的な処理を行っており、店舗を特定できる情報は一切公開していません