独立行政法人水資源機構長良川河口堰管理所から 所長表彰(優良業務表彰、優秀技術者表彰)を受けました
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一般財団法人 日本気象協会中部支社は2020年7月16日(木)、独立行政法人水資源機構 長良川河口堰管理所から所長表彰を受けましたのでお知らせします。
所長表彰の内容
【表彰項目】
<優良業務表彰、優秀技術者表彰>
工事名 :潮位予測システム精度向上業務
受注者名:一般財団法人日本気象協会中部支社
技術者名:道広有理(管理技術者)
表彰対象となった業務は、長良川河口堰管理所に導入されている潮位予測システムについて、予測精度の向上を図ることを目的に実施したものです。平成30年の台風第21号、24号では、過去に経験したことのない規模の高潮が発生しました。これらのデータを用いてパラメータを再設定するとともに、更新頻度や空間解像度が向上した気象モデルのデータを潮位予測に用いる改良を行いました。
これにより、高精度な予測が可能となり、最適な予測システムを完成させたとして、表彰いただきました。


前列左端:長良川河口堰管理所 高阪英樹 所長
前列右端:長良川河口堰管理所 松森博 副所長
前列右から3人目:日本気象協会中部支社 支社長 天野貴文
前列右から2人目:日本気象協会関西支社 社会・防災事業課 課長 道広有理
<日本気象協会から>
長良川河口堰管理所に導入されている潮位予測システムは、日本気象協会が構築したものであり、長年に渡り利用していただいています。今回表彰の対象となった業務では、近年頻発する勢力の強い台風による高潮事例を取り込んでモデルの改良を行い、予測精度を向上させることができました。日本気象協会として、河口堰の運用管理に資する予測システムを高く評価いただき、このように表彰いただけたことは、この上なく光栄に感じております。業務を担当した職員に対し、更なる技術研鑽への励みともなります。
今後も技術力を磨きながら、引き続きお客様の声を聞き、様々な分野で貢献できますよう、努めてまいります。
日本気象協会中部支社支社長 天野 貴文
日本気象協会関西支社 社会・防災事業課課長 道広 有理
PDFダウンロード:【日本気象協会おしらせ】長良川河口堰管理所からの表彰_