日本気象協会、ウェザーマーケティング情報メディア「Weather X」公開
気象データで、社会と生活の質を向上し、持続可能な社会実現を目指す
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、社会のあらゆるロス(無理や無駄)をなくすことで、社会や経済活動の質の向上や人々の生活の質(QOL)を高め、持続可能な社会の実現を目指す「ウェザーマーケティングプロジェクト」の一環として、ウェザーマーケティング情報メディア「Weather X」(ウェザー エックス、https://weather-jwa.jp)を、2023年3月6日(月)から公開します。
日本気象協会の「ウェザーマーケティングプロジェクト」では、気象データを活用し社会を変えるビジネスアイデアを募集したスタートアップ企業向けピッチコンテスト「Weather Up」の実施や、あらゆる人に正しくわかりやすく気象情報を届けることを目指した気象情報のデザイン規格「マスターブランドデザイン」の策定を行ってきました。そしてこの度、プロジェクトの一環として、ウェザーマーケティング情報メディア「Weather X」を公開いたします。「Weather X」では、社会のあらゆるロスをなくすことで社会や経済活動の質の向上を目指す気象データソリューション「Weather as a Service(注)」や気象DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する事例などを紹介していきます。
Weather X(ウェザー エックス)
「Weather X」という名称には気象データと「あらゆる何か」を掛け合わせることで新しい価値・ソリューションを創造するという意思と意味を込めています。
【Weather X】サイトURL https://weather-jwa.jp


ロゴマークは、「天気」の「天」の文字をベースとした等圧線の曲線をシンボルマークとし、はっきりとした3本線は精度の高い天気予報/明確性を象徴しています。そして、「きのう(過去)」「きょう(現在)」「あす(未来)」という天気予報を構成する3つの要素も表しています。
ロゴマークは「情熱」「挑戦者」「太陽」を象徴するビビットな赤色を使用しています。この赤色は新たなことに挑戦し革新をしていく意思を示す色であり、「Weather X」のキーカラーとして今後使用していきます。
Weather Xの発信内容について
日本気象協会の技術や「Weather Data API」といったサービス、小売り事業者様向け商品需要予測サービス「売りドキ予報」、業種別の商品需要予測コンサルティングをはじめとするウェザーマーケティング情報を発信しています。
サイト内の「日本気象協会の技術力」の項目では、独自の数値気象予測モデル「SYNFOS」や、近年開発した高精度・高頻度・高解像度な「JWA統合気象予測」モデル、「時空間ダウンスケーリング手法」について解説しています。
今後、社会のあらゆるロスをなくすことで社会や経済活動の質の向上を目指す気象データソリューションWeather as a Serviceや気象DXを実現する事例、「ウェザーマーケティングプロジェクト」の成果など、ウェザーマーケティングに関するあらゆる情報の拡充を予定しています。
ウェザーマーケティングプロジェクトとは
「ウェザーマーケティングプロジェクト」は、社会のあらゆるロス(無理や無駄)をゼロにするだけではなく、社会や経済活動の質の向上や人々の生活の質(QOL)を高め、持続可能な社会の実現を目指し、2022年に開始したプロジェクトです。今後ますます激甚化することが予想される、気象環境の変化に対応できるレジリエンスな社会の成立のため、日本気象協会の3事業(社会・防災事業、環境・エネルギー事業、メディア・コンシューマ事業)を横断した取り組みを行っています。
(注)Weather as a Serviceとは
気象情報を積極的に活用して社会の精度を高めていく気象活用・データ連携ソリューションを実現するクラウドサービスの総称です。
以上