「2024年度NIKKEI脱炭素アワード」で日本気象協会が大賞を受賞 ~「2年先長期気象予測」で実現する電力需給の最適化と脱炭素社会~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は、『「2年先長期気象予測」で実現する電力需給の最適化と脱炭素社会』の取り組みが、日本経済新聞社が主催する「2024年度NIKKEI脱炭素アワード」で大賞を受賞したことをお知らせします。

◆受賞内容
「2年先長期気象予測」で実現する電力需給の最適化と脱炭素社会
日本気象協会は独自技術の「2年先長期気象予測」を活用し、日本のエネルギーミックスの最適化を推進することで、効率的で持続可能なエネルギー供給体制を構築します。長期気象予測を最大限に活用し電力需給の長期的な見通しを精緻化することで、脱炭素社会の実現を支援します。
◆背景
脱炭素社会を実現するためには、正確な需給予測に基づく電源運用が不可欠であり、その中核を担う長期気象予測の役割が極めて重要です。特に、日本の電力需給見通しにおいては、再生可能エネルギーの割合が増加する一方で、気象条件による供給力の変動が予測の不確実性を高めています。長期気象予測を活用することで、エネルギーミックスの最適化、効率的な電源調達、電力不足リスクの低減などが可能となり、安定供給と脱炭素の両立に貢献することが期待されています。
本取り組みは単なるデータ提供にとどまらず、レポート提供などコンサルティングも通じてエネルギー関連事業者の電力業務を全面的に支援することで、日本全体のエネルギー政策の一端を担うものと位置付けています。
◆NIKKEI脱炭素アワードとは
脱炭素社会の実現に向けて意欲的に取り組む企業、自治体、NPO・NGO、団体、個人またはグループの取り組み(プロジェクト、技術開発、研究など)を表彰することで、それらの取り組みを支援していくものです。日本経済新聞社が主催し、2024年度で4回目の開催となります。