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2016.08.03

夏の"祝日"対決 新・祝日「山の日」VS「海の日」 ~「海の日」に及ばずも、若い世代で「山の日」に期待大の傾向~ tenki.jpラボvol.9 山の日に関するアンケート調査を実施

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川裕己、以下「日本気象協会」)は、天気予報専門サイト「tenki.jp(http://www.tenki.jp/)」内の『tenki.jpラボ(http://www.tenki.jp/labo/)』にて、今年から施行される新しい祝日の「山の日」の認知度について、「山の日に関するアンケート」を実施しました(対象:20代から60代までの一般の男女500名)。アンケートでは夏の祝日であり1996年から施行された「海の日」と比較を行っています。さらに過去14年分のデータから「山の日」(8月11日)の天気についても調査を行い発表します。


                                              【山の日に関する調査結果概要】

          <認知度対決> 海の日が圧勝!
          新祝日である山の日は、認知度では海の日に届かなかったものの、日にちの認知度は良好。        

          <期待度対決>  山の日があと一歩、海の日に届かず!
          しかし若い世代では8月初の祝日である山の日への期待が高い傾向も。

          <充実度対決>  両者互角!
          山の日と海の日は6割近くが「自宅でゆっくり」のインドア派であることが発覚!
          若い世代でレジャー志向が高く、山の日、海の日ならではの自然を満喫したい傾向に。

          <番外編>        山の日・海の日に期待する天気は?
          山の日や海の日は美しい自然を楽しみたい!やはり理想の天気は「晴れ」!

         ⇒ さらにtenki.jpラボでは、過去14年の実況データから8月11日の夏山天気を調査。
               午後に比べて午前に晴天率50%以上の山が多い傾向に。
    

■tenki.jpラボについて
「tenki.jpラボ」では、天気にまつわる情報を、意識調査や気象予報士の知恵、時節ネタなどを絡めて、より天気や防災に興味を持っていただくことを目的として発信しています。

   tenkijplabo_logo_RGB.png       URL:http://www.tenki.jp/labo/(PC/スマホ対応) 

 

                            tenki.jpラボが20代~60代の男女500人に山の日に関する調査を実施!
             夏の祝日対決!山の日と海の日を比べると認知度や期待度はどちらが高い!?              


〈認知度対決〉新祝日である山の日は60%が正しい日にちを回答!
                     認知度は海の日に届かずとも、詳しく理解している方が多い結果に!


20代から60代の男女500名に山の日に関するアンケートを実施しました。山の日の認知度について調査を行ったところ、『山の日、海の日について聞いたことがあるか』という質問に対しては、山の日を聞いたことがあるといった回答は68.0%に対し、海の日は90.2%と1996年より施行されている海の日が勝利しました。まだまだ認知度の低い山の日ですが、日にちを詳しく聞いていくと、海の日の正解率は45.0%という回答に対して、山の日の正解率は60.0%という結果で、山の日が海の日を上回りました。ハッピーマンデー制度により、毎年日にちが変わる海の日には不利な結果となりました。

60代は山の日を意外と知らない!?最も知っているのは20代

山の日について聞いたことがある人は、20代は80.0%と全年代で最も高い認知度でした。一方、健康目的で登山を楽しむ高齢者が増えていますが、60代の山の日認知度は62.0%と最も低い結果となりました。

          
     Q.山の日、海の日について聞いたことがありますか      Q.山の日について聞いたことがありますか 
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                           調査概要
     【調査対象】 20代-60代 男女 合計500名
     【調査方法】 インターネット調査
                   (調査会社の登録モニター活用)
     【調査期間】 2016年6月27日(月)~6月30日(木)     

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     Q.山の日がいつか知っていますか      Q.海の日がいつか知っていますか
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〈期待度対決〉期待度でも山の日は海の日に一歩届かず!
   しかし若い世代では8月初の祝日 山の日への期待が高い傾向も!

山の日と海の日の期待度については、山の日は29.2%が期待している(「とても期待している」、「まあまあ期待している」)という回答に対し、海の日は35.6%が期待しているといった回答となりました。さらに期待度を5段階で評価※1し平均値を算出した結果、山の日の期待度は『2.8』、海の日の期待度は『3.0』となり、期待度対決はわずかに海の日に軍配があがりました。
※1 とても期待している→5、まあまあ期待している→4、どちらともいえない→3、あまり期待していない→2、
全く期待していない→1 として計算

山の日と海の日の期待度については、山の日は29.2%が期待している(「とても期待している」、「まあまあ期待している」)という回答に対し、海の日は35.6%が期待しているといった回答となりました。さらに期待度を5段階で評価※1し平均値を算出した結果、山の日の期待度は『2.8』、海の日の期待度は『3.0』となり、期待度対決はわずかに海の日に軍配があがりました。

※1 とても期待している→5、まあまあ期待している→4、どちらともいえない→3、あまり期待していない→2、
      全く期待していない→1 として計算


20代、30代は4割近くが山の日に期待!60代は2割以下に
年代別の回答を見ると、新たな祝日である山の日が増えることによって、20代は37.0%、30代は40.0%の人が期待していると答え、全年代で山の日に最も期待度が高いのは30代という結果になりました。働き盛りである若い年代の人にとっては、これまで祝日がなかった8月に初めて施行されるため、期待度が高くなっていることが分かります。一方、期待度がもっとも低かった60代では、16%という結果に留まりました。

     
     Q. 山の日の期待度について教えてください
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     Q. 海の日の期待度について教えてください      
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〈充実度対決〉山の日と海の日は「自宅でゆっくり」のインドア派が多い中、
   若い世代はアウトドア派も健在、山の日や海の日は自然を満喫したい傾向!

山の日と海の日についてどのように過ごしたいかを聞いたところ、「ゆっくり自宅で休みたい」という回答がいずれの年代も6割近くを占める回答となりました。また、「山の日には山へ行きたい」は全体の9.6%、「海の日には海へ行きたい」は全体の12.6%と、ともに10人に1人はそれぞれの日にちなんだ自然を満喫したいという希望が伺えます。その他の回答には、「まだ計画を立てていない」や「山の日、海の日の祝日はいずれも仕事があるため、楽しめない」という意見も多くありました。


     Q. 山の日はどのように過ごしたいか教えてください      Q. 海の日はどのように過ごしたいか教えてください
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20代の男性は山の日には山へ、20代女性は海の日には海で過ごしたいといった傾向に
さらに、性別・年代別で回答を見ると、20代の男性では山の日に山に行きたいと答えた人が6人に1人、20代女性では海の日に海に行きたいと答えた人が5人に1人と、他の世代と比較すると最も多くなりました。それぞれ山の日は山登りやキャンプ、海の日には海水浴など、若い世代ほどその日に合ったレジャーを楽しみたいといった傾向がありました。


〈番外編〉山の日や海の日は美しい自然を楽しみたい!
   やはり理想の天気は山の日、海の日ともに『晴れ』という結果に


山の日、海の日に期待する天気については、山の日、海の日ともに『晴れ』が最も多い回答となりました。理由の中には、「晴れた日は山の美しさがよくわかるから」、「晴れの日の海は穏やかだから」など、自然の恩恵に感謝する日のため、自然を存分に楽しみたいから『晴れ』がいいという回答が多くありました。
山の日に晴れを期待する理由としては、「晴れていた方が、山の景色を遠くまで見渡せるから」、「山の天気は急変するため天気がひどい時だけは避けたい」など、山登りで自然を楽しむときは天気を重要視しているといった意見も多くありました。

     Q. 山の日に期待する天気を教えてください
                                                      (単数回答:n=500) 
     Q. 海の日に期待する天気を教えてください
                                        (単数回答:n=500) 

 1位:晴れ(60.8%) 
      「晴れていた方が山の景色を遠くまで見渡せるから」など 

     2位:晴れ時々くもり(18.4%)
     「山に行くため、暑すぎる快晴ではなく
      少し曇りも欲しいから」など

     3位:くもり(14.0%)
     「雨に山登りは危険で疲れるから」 など

 
      1位:晴れ(61.6%)
      「晴れた綺麗な海が見たいから」 など

      2位:晴れ時々くもり(16.4%)
      「日焼けをしたくないので、少し曇っている方が
       よいから」など

      3位:くもり (14.4%)
      「夏の暑さや強烈な日差しが苦手なため」など

     
                  過去の8月11日の天気を調査! 各山の晴天率を発表                
    

日本気象協会は夏山期間に山小屋の方にご協力をいただき、毎年約20地点の山の天気の観測を行っています。過去14年分の観測データ※2をもとに、8月11日の天気について、「山の日に期待する天気」の第1位である「晴れ」になった日の確率(晴天率)を調べました。

                「山の日」に期待する天気第1位! 過去14年※2の8月11日の晴天率            

                              午前(9時)                            午後(15時)
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※2 2000~2015年(ただし、2010、2011年を除く)の14年分について、21地点の山小屋付近の観測データについて調査。
ただし、谷川岳は2015年、丹沢(塔ノ沢)は2008年、穂高岳は2012年、天城山は2009年が欠測のため、過去13年分。
日々の観測は、午前(9時)と午後(15時)の1日2回実施。

過去14年※2は、午後に比べて午前に晴天率50%以上の山が多い傾向
過去14年分※2を調べた結果、午後(15時)に比べて、午前(9時)に50%を超える地点が多くなりましたが、これらは夏山の天候の特徴が影響している可能性があります。なお、今回の結果は、あくまで過去14年分※2の結果をまとめたものです。今年の山の日の天気は、最新の天気予報を参考にしてください。
  
「山の天気は変わりやすい」、「午後ほど雷雨に注意」は本当?
よく「山の天気は変わりやすい」といわれますが、これには風が大きく関係しています。山の斜面を風が上る時は雲ができやすく、下る時は雲ができにくくなります。風向は刻々と変化しており、風向が変わると斜面に対する風の動きが変わるため、天気(雲のでき方)が変わりやすくなります。
さらに夏山では、強い日差しによって空気が暖められ、その空気が山の斜面を上昇するために積乱雲が発生しやすくなります。そのため、特に午後は落雷に注意が必要です。夏山登山はできるだけ早いうちに登り始め、早めに下山することが重要です。

山の天気は変わりやすいからこそ、知識の備えとこまめな天気のチェックが大切!
いつも山を楽しんでいる方も、山の日をきっかけに登山デビューする方も、夏山の天候について理解を深めること、最新の天気の情報を入手すること、この2つの心掛けが大切です。tenki.jpの「山の天気」では、8月31日までの期間限定で、全国24地点の山小屋付近の天気予報を毎日更新しています。その他、日本百名山を含めた216地点の山のふもとの天気や高度別の数値計算結果も公開しています。変わりやすい山の天気をこまめにチェックし、準備をしっかりと行うために「tenki.jp」の情報を役立てていただきたいと考えています。

 

tenki.jp「山の天気」 http://www.tenki.jp/mountain/

 

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