最高情報責任者および最高技術責任者就任のお知らせ
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、技術革新を取り入れた生産性向上とサービスの創出を目指し、7月1日(日)から最高情報責任者(CIO:Chief Information Officer、以下「CIO」)ならびに最高技術責任者(CTO:Chief Technology Officer、「以下CTO」)を新設します。
併せて、CIOには辻本 浩史(つじもと ひろふみ)が、CTOには鈴木 靖(すずきやすし)が就任したことをお知らせします。
日本気象協会は就任を通じ、技術経営に立脚した組織として執行体制を強化していきます。そして、「気象・防災・環境や日々の情報提供における営業提案から調査・データ解析、情報提供・コンサルティングまでをワンストップで実施するオンリーワン事業体」として、顧客企業に信頼いただけるサービスの提供能力を拡大していきます。
■最高情報責任者(CIO)
日本気象協会の本社組織(経営企画室、広報室、管理本部、事業本部)の中で、管理本部と事業本部の運営に際し、以下の内容を企画推進することで組織基盤を強化する役割を担います。
①最新情報技術の活用
②IT設備投資
③情報セキュリティ管理に関する事項
初代CIO:辻本 浩史
オンライン総合気象情報サービス「MICOS」の企画推進から大雨災害対策に関わる調査解析に従事し、京都大学防災研究所の特定教授として、防災情報の利活用を研究した経験をもつ情報分野の第一人者
●最高技術責任者(CTO)
日本気象協会事業本部の運営に際し、以下の内容を企画推進することで高い市場競争力を持つサービス群を技術的側面から支え、ビジネスに資する役割を担います。
①日本気象協会の中核技術の維持ならびに強化発展
②新規事業展開に関わる技術活用全般に関する事項
※なお、IT分野はCIOを主担当とし、協働して推進していきます
初代CTO:鈴木 靖
大気から海洋にわたる自然現象の調査解析・数値予測モデルの研究開発、地球温暖化影響評価などに従事。その専門力を生かし、京都大学防災研究所特定教授を務めた経歴を持ち、現在も国や研究機関の専門委員会委員などを歴任する技術分野の第一人者
【役割新設の背景について】
人工知能(AI)やIoT(Internet of Thing)、ビッグデータの活用などを通じて展開される第四次産業革命や、第5世代移動通信システムに代表される技術革新などによって、社会が大きく変化してきています。
この大きな社会変化の時代に、日本気象協会は気象を軸としたエネルギーや消費財の需要予測を事業として展開しており、多くの顧客企業に活用されています。
今後、先端技術のさらなる活用を通じて市場創出を目指す日本気象協会は、技術経営に立脚した組織として体制を強化するため、CIOならびにCTOを新設します。
CIOとCTOは、組織全体に関わる業務執行を行います。また、経営トップに対する提案、提言を行うことで、日本気象協会の企業価値向上を担います。
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】最高情報責任者および最高技術責任者就任のお知らせ_