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ニュースリリース

2018.03.28

2018年桜開花予想(第6回) ~今週は九州から関東で桜の見ごろに!~ 

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川 裕己、以下「日本気象協会」)は、日本全国92地点の桜(標本木[ソメイヨシノほか]53地点、自治体・公園など36地点、および日本三大桜3地点)の開花予想日(第6回)を2018年3月28日(水)に発表します。

 

◆今週は九州から関東で続々と満開となり、お花見のピーク!
◆東京は24日、大阪で26日、福岡や名古屋は27日に満開!
◆桜前線が津軽海峡を渡るのは4月下旬の予想


2018年桜開花予想前線図

 
sakura2018_JWA06_34.jpg

■開花と満開の傾向

  開花の便りは3月15日の高知を皮切りに、九州~関東、長野県の一部、東北南部の各地から届いています。平年に比べ、1週間ほど早く開花したところが多く、特に銚子では平年より11日、東京や富山などで平年より9日早くなりました。これは、この冬の寒さで休眠打破(※1)が順調に進んだ上、3月に入ってから気温が平年より高い日が多くなっているため、つぼみが急生長したことが影響しています。
  桜前線は、4月上旬から中旬にかけて東北北部まで北上するでしょう。4月下旬には桜前線が津軽海峡を越え、北海道の函館や札幌でも開花する見込みです。5月15日頃に北海道東部に到着するでしょう。
  今週は、西日本から東日本で初夏を思わせる暖かい日が続いており、4月上旬にかけて気温が平年よりかなり高くなる予想です。その後も全国的に4月中旬にかけて気温が平年より高い見込みで、桜前線はスピードを早めて北上するでしょう。
  満開日は、平年では開花からおよそ1週間前後となりますが、今年は開花前後の高温により開花から満開までの日数が平年より短くなっているところが多くなっています。九州、四国のほとんどの観測地点で平年より1週間ほど早く満開となりました。これから満開を迎えるところでも平年よりも短い日数で満開となる予想です。中国、近畿、東海、関東の平野部では今週中に満開となり、平年より3日から10日ほど早い見込みです。北陸、長野県、東北南部は4月上旬、東北北部では4月中旬から下旬に、北海道でも5月上旬から中旬に満開になるでしょう。



■日本気象協会 長期予報(気温)

 

気温

4月中旬まで

4月下旬

5月

~桜開花予想チームのコメント~

北日本

高い

高い

平年並みか高い

全国的に4月中旬にかけて平年より高く、特に4月初旬まではかなり高いでしょう。
北日本では4月下旬から5月にかけても平年並みか高い予想です。

東日本

高い

―――(※2)

―――(※2)

西日本

高い

―――(※2)

―――(※2)


※1 休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること
※2 ――:桜の開花・満開に影響しない期間

 

2018年 桜の予想開花日・満開日(主な地点)

 

 

地点

予想開花日

平年開花日

昨年開花日
(2017年)

予想満開日

平年満開日

昨年満開日
(2017年)

福岡県

福岡市

(3月19日)

3月23日

3月25日

(3月27日)

4月1日

4月5日

香川県

高松市

(3月24日)

3月28日

4月2日

3月29日

4月5日

4月8日

広島県

広島市

(3月22日)

3月27日

3月27日

(3月28日)

4月4日

4月7日

大阪府

大阪市

(3月20日)

3月28日

3月30日

(3月26日)

4月5日

4月6日

愛知県

名古屋市

(3月19日)

3月26日

3月28日

(3月27日)

4月3日

4月6日

東京都

千代田区

(3月17日)

3月26日

3月21日

(3月24日)

4月3日

4月2日

長野県

長野市

4月4日

4月13日

4月14日

4月9日

4月17日

4月17日

富山県

富山市

(3月27日)

4月5日

4月5日

3月30日

4月10日

4月8日

新潟県

新潟市

4月5日

4月9日

4月8日

4月9日

4月14日

4月13日

宮城県

仙台市

4月1日

4月11日

4月7日

4月7日

4月16日

4月13日

北海道

札幌市

4月28日

5月3日

4月28日

5月2日

5月7日

5月3日

※予想開花日、予想満開日の( )はすでに開花や満開になった地点です。

全92地点の桜(標本木[ソメイヨシノほか]53地点、自治体・公園など36地点、日本三大桜3地点)の予想開花日・予想満開日は、日本気象協会が運営する天気予報専門メディア『tenki.jp(てんきじぇーぴー)』桜の開花予想ページ(https://tenki.jp/sakura/expectation/)にて公開しています。

■各地の気象予報士コメント

 

1.九州支社_松井渉さん.jpg 日本気象協会 九州支社(松井 渉)

このところの暖かさで九州では続々と桜が満開を迎えています。例年、桜の咲く頃は雨や強風に見舞われることも多いのですが、今年は暖かな晴天が長く続き、お花見を存分に楽しめそうです。
   
2.四国支店_川越絵里子さん.png  日本気象協会 四国支店(川越 絵里子)

4月を待たずに各地で桜の見ごろを迎えています。平年より早い開花にお花見の計画も大慌てという方も多いのでは。今年は「春に三日の晴れなし」はあてはまらず、しばらく晴れの天気が続く見込みで、天気に悩まずお花見の計画を立てられるでしょう。
   
3.中国支店_筒井さん.jpg  日本気象協会 中国支店(筒井 幸雄)

広島をはじめに咲き始めた中国地方の桜は、ウグイスの声や日差しのもとで順調に咲き進んでいます。昨年はいっせいに満開を迎えましたが、今年はほぼ開花した順番に満開となり、花散らしの雨にしばらく遭わず長い間私たちを楽しませてくれるでしょう。
   
4.関西支社_真田知世さん.jpg  日本気象協会 関西支社(真田 知世)

大阪は平年より10日も早く満開となり、今年はこれまでで最も早く満開になりました。この先も暖かい日差しのもと、近畿各地から満開の知らせが続々と届きそうです。週末にかけて大きな天気の崩れもなく、今週は絶好のお花見ウィークになるでしょう。
   
5.中部支社_菅野彰太さん_02.jpg  日本気象協会 中部支社(菅野 彰太)

平野部は、すでに多くの所で満開を迎え、桜色に染まっています。天気も安定した晴天で穏やかな陽気の日が多く、絶好のお花見日和が続くでしょう。飛騨高山周辺も、平年より早く開花し、高山祭の頃にちょうど見ごろを迎えそうです。
   
6.本社_秋田さん.jpg  日本気象協会 本社(秋田 純佳)

関東地方の平野部では今週中に満開を迎えるでしょう。来週半ばにかけて、晴れてぽかぽか陽気となるため、お花見日和が続く見込みです。関東地方の桜の名所では今週末がお花見のピークとなり、にぎわいそうです。春のひとときの風物詩を満喫してください。
   
7.長野支店_浜中弘樹さん.jpg  日本気象協会 長野支店(濵中 弘樹)

先週末の陽気に誘われて、今週に入り、県南部から桜の開花前線が北上を始めました。各地とも平年や昨年に比べ1週間ほど早い開花が見込まれています。今年の桜は開花から満開までが早い印象です。見ごろも短くなりますので、お花見は早めに計画するとよさそうです。
   
8.北陸支店_瀬山さん.JPG  日本気象協会 北陸支店(瀬山 滋)

北陸地方は、この先も天候に恵まれ、最高気温は平年よりかなり高くなる日が多い見込みです。このため、桜のつぼみは開花から満開へ一気に進むでしょう。満開の桜を楽しむ期間は短めになりそうですが、今年の桜は一斉に咲き揃い、美しい姿を見せてくれそうです。
   
9.新潟支店_今井梢さん.jpg  日本気象協会 新潟支店(今井 梢)

このところの暖かさで公園の家族連れの姿も増え、やっと椿や梅の開花を観測した新潟では、慌てて桜のつぼみも膨らみ出しました。この先も暖かさが後押しをして、入学式を待ちきれずに花を咲かせてくれそうです。
   
10.東北支社_佐藤理恵子さん.jpg  日本気象協会 東北支社(佐藤 理恵子)

東北地方では、先週末から日に日に気温が上がり、今週は南部を中心に初夏を思わせるような陽気になりそうです。新生活のスタートには桜が花を添え、入学式や入園式の記念写真は、満開の桜をバックに撮影できるところもありそうです。
   
11.北海道支社_持田浩さん.jpg  日本気象協会 北海道支社(持田 浩)

北海道も今後一週間は4月中旬から下旬並みの暖かさの日が続きます。まだまだつぼみは小さいですが、この暖かさにより、花芽の生長は例年に比べ順調に進みそうです。北海道の桜の開花は、前回予想より2日前後早まり、平年に比べても4日前後早まるでしょう。

 

  日本気象協会では日本全国89地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想以外にも、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」(ねおだにうすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想を「tenki.jp」にて公開しています。

【言葉の説明】
平年:1981~2010年の平均値
開花日:標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日(気象庁の観測基準と同じ)
満開日:標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日(気象庁の観測基準と同じ)

 

   
   

 

2018年桜開花予想[よくあるご質問].pdf

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