日本気象協会、物流向けサービス「GoStopマネジメントシステム」の 新コンテンツ「6日先予報」を2021年10月1日から開始 ~6日先までのリスク把握で物流企業と荷主企業・納品先との早期調整を可能に~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、悪天候時の輸送安全を支援する物流向けWebサービス「GoStop(ゴーストップ)マネジメントシステム」の新コンテンツとして、全国の高速道路を対象とした輸送影響リスクを6日先まで予測する「6日先予報」の提供を、2021年10月から開始します。
「6日先予報」は、2020年6月からサービスを開始した「GoStopマネジメントシステム」のコンテンツ、「高速道路影響予測」の予測期間を、従来の72時間先(3日先)から6日先にまで延長したものです。これにより、長期間続く大雨や大雪時にて、6日前から高速道路上のリスクおよび気象ピークの把握ができるようになります。
「6日先予報」を利用した企業は、従来よりも早いタイミングで物流・輸送企業と荷主企業・納品先との早期相談、輸配送の早期調整を実現することができるようになります。日本気象協会は「GoStopマネジメントシステム」にて国土交通省や経済産業省、農林水産省が推奨する「ホワイト物流推進運動」の取り組み(異常気象時の運行中止・中断の判断)に貢献していきます。
■「6日先予報」の利用イメージ(悪天候時の活用例)

■「6日先予報」導入の背景
2020年6月から提供を開始した「GoStopマネジメントシステム」では、利用企業の担当者の方にヒアリングを行い、サービスの機能追加、システムの改修や使い勝手の向上を続けています。サービス提供開始当初から高速道路影響予測を利用している企業の担当者の方からは、次のような声をいただきました。
○「3日前に輸送可否を判断するには、その前のタイミングで安全運送に支障がでそうな箇所の情報を知っておきたい」(物流企業担当者の方)
○「3日より前にリスクが分かれば原料調達などの調整が間に合う(3日前だとすでに製造を済ませており、運送しない場合は破棄処分となってしまう)」(荷主企業担当者の方)
また日本気象協会でも、この一年間のGoStopマネジメントシステム提供を通して大雨や大雪時にて72時間(3日間)よりも長い期間での予測提供の必要性を感じ、今回「6日先予報」を導入しました。
■「GoStopマネジメントシステム」について
・「GoStopマネジメントシステム」サイトURL
https://www.jwa.or.jp/service/transport-support/transport-support-road-03/
・サービス利用対象企業
高速道路を利用し幹線輸送※1 を行う事業者の方ならびに国道を利用し幹線輸送を行う事業者の方を対象としたサービスです
輸送事業のみならず、BCP対策に注力している荷主企業も対象にしています
※1 ある輸送拠点にそのエリアの荷物を大量に集め、その拠点から別の拠点に、大量輸送機関で運ぶこと
・サービスの提供形式
Webサービスでの提供(ID、パスワード入力により利用可能)
・サービス利用料金
月額定額制 ※利用料金詳細は、お問い合わせください
・サービスに関するお問い合わせ(法人向け)
日本気象協会 社会・防災事業部 営業課
Tel:03-5958-8143 Mail:gostop@jwa.or.jp
*報道関係の方は日本気象協会 広報室までお問い合わせください
・「GoStopマネジメントシステム」 サービスロゴ

以上
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】GoStop新コンテンツ_6日先予報_