日本気象協会、あらゆる人に正しくわかりやすく気象情報を届けることを目指し 「マスターブランドデザイン」を策定 ~ 気象で生活やビジネスの質を向上させ、持続可能な社会の実現を目指して ~
Press Release
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、ウェザーマーケティングプロジェクト(注 以下「本プロジェクト」)の一環で、あらゆる人に正しくわかりやすく気象情報を届けることを目指し、気象情報のデザイン規格として「マスターブランドデザイン」を策定しました。
「マスターブランドデザイン」は2023年1月24日(火)から適用開始し、日本気象協会が提供するテレビ局向け気象情報や、新聞社向けの気象情報サービス、天気予報専門メディア「tenki.jp」(てんきじぇーぴー)などで順次採用していきます。
本プロジェクトにて「マスターブランドデザイン」を策定するに至った背景は大きく2つあります。
1)気象災害が頻発している中で、テレビやスマートフォンなどあらゆるメディアで、老若男女や障害の有無を問わず誰ひとり取り残さずに気象情報を正しく即座に伝える必要があるため
2)不確実性が増す時代の中で、生活やビジネスの精度を高めるために、正確に直感的に伝える必要があるため
「マスターブランドデザイン」では“Legible(読みやすさ)” “Universal(すべての人へ)” “Hierarchical(情報の優先度)” を策定方針として定め、この方針に則り、気象情報で使用するフォント・カラーパレット・デザインフォーマット・写真トーン&マナーなどの整理をしました。
今後も、「マスターブランドデザイン」に基づき気象情報サービスのデザイン改善を進め、あらゆる人に正しくわかりやすく気象情報を届けることを目指していきます。
1.「マスターブランドデザイン」の方針について
「マスターブランドデザイン」は 以下の3つの方針に添って定めています。


それぞれの要素に優先度を設けて、その優先度が高いものを上部レイヤーに配置することで直感的に情報を認識できるようにするのが目的です。
2.「マスターブランドデザイン」適応イメージ
まずは2023年1月26日(木)に日本気象協会が発表する「桜開花予想」のデザインにて、マスターブランドデザインの適用を開始します。日本気象協会では、これまでも色覚の多様性に配慮したカラーユニバーサルデザインの取り組みを実施していました。この取り組みに加え、「マスターブランドデザイン」では情報の優先度の付け方や見やすさを整理し、利用者の方により視認性が高く、読みやすさを考慮した気象情報や季節情報をお届けします。


3.「コンポジットロゴ」による情報発信元の明示
日本気象協会ではこれまで、提供しているサービスのロゴタイプに「日本気象協会」の名称を付与しておりませんでしたが、「マスターブランドデザイン」策定に併せて、日本気象協会が提供する各種サービス名に日本気象協会の組み合わせた「コンポジットロゴ」を採用しました。
日本気象協会が情報発信元として、責任をもって提供する気象情報であることを明示する、私たちの意思を示しています。

気象情報は、命と生活を守る防災・減災の情報から、季節や生活に関わる情報まで幅広い情報です。本プロジェクトではさまざまなメディアを通じ、多様性を持ちながら正しく、わかりやすく直感的に情報を受け取っていただくことを目指し、今後もデザインの改善を進めていきます。
・「tenki.jp」は、一般財団法人日本気象協会と株式会社ALiNKインターネットの共同運営です。
・「tenki.jp」は、一般財団法人 日本気象協会の登録商標(登録第6129427号)です。
・「tenki.jp」ロゴマークは、一般財団法人 日本気象協会と株式会社 ALiNK インターネットの登録商標(登録第 5763293 号)です。
注:日本気象協会報道発表(2022年11月11日)
気象で社会と生活の質を向上し、持続可能な社会の実現へ 社会の精度を高めるために「ウェザーマーケティングプロジェクト」始動
https://www.jwa.or.jp/news/2022/11/18340/
以上
PDFダウンロード:【日本気象協会報道発表】 日本気象協会「マスターブランドデザイン」を策定_