日本気象協会から毎年冬季に札幌で実施する公開シンポジウムのご案内
~気象状況に応じた北海道の効率的な物流体系の確保に向けて~
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一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は、2023年10月31日(火)に「気象と物流」をテーマとしたシンポジウムを札幌市内で開催します。日本気象協会の北海道支社では2016年から公開シンポジウムを開催しています。2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、座談会形式での「誌上シンポジウム」へと変更して開催していましたが、昨年から聴講者を交えた公開シンポジウムを再開しました。
シンポジウム概要
昨今はネット通販などのEC事業の急成長により、全国的に物流量が増加しています。一方で物流業界ではトラックドライバーの高齢化や担い手不足、また、時間外労働の上限規制を2024年4月に適用する、いわゆる「2024年問題」により、輸送能力が大きく不足する可能性が指摘されています。北海道は、都市間の距離が長く、険しい峠区間が数多くあるという地形的な特徴に加えて、冬期の気象条件が厳しいという気象面での特徴があります。こうした北海道の物流において、目的地だけではなく経路上の気象状況に応じた適切かつ効率的な物流体系の確保が大きな課題と捉え、学識経験者、行政、物流関係者、気象専門家で、将来の北海道の物流体系のあり方を議論します。
■テーマ :気象状況に応じた北海道の効率的な物流体系の確保に向けて
■開催日時:2023年10月31日(火)14時00分~17時00分(受付開始13時30分~)
■開催場所:ホテルポールスター札幌(札幌市中央区北4条西6丁⽬)2階 ポールスターホール
■言語 :日本語
■参加条件:事前申込制 参加費無料
■申し込み方法:以下のメールアドレス宛てにご連絡ください
【メール】logi_sympo@jwa.or.jp
※氏名(ふりがな)、ご所属(会社名)、連絡先(メールアドレスおよび電話番号)、ご住所(勤務先など)、CPD受講証明書希望の有無をご記載ください。
※申し込み締め切り:10月24日(火)
※記入いただいた個人情報は、今回の目的以外では使用いたしません。
※本シンポジウムは、土木学会認定CPDプログラム(2.5単位 認定番号:JSCE23-1069)となっています。
■主催:一般財団法人日本気象協会北海道支社
■共催:一般財団法人北海道道路管理技術センター、一般社団法人北海道開発技術センター
■後援:国土交通省北海道開発局、国土交通省北海道運輸局、札幌管区気象台、北海道、札幌市、
東日本高速道路株式会社北海道支社、国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所、
一般財団法人北海道開発協会、公益社団法人北海道トラック協会、
公益社団法人土木学会北海道支部、公益社団法人日本気象学会北海道支部、
公益社団法人日本雪氷学会北海道支部、北海道経済連合会、
一般社団法人北海道商工会議所連合会、日本物流学会北海道支部、
公益社団法人日本技術士会北海道本部、NPO法人雪氷ネットワーク
■シンポジウムのプログラム:
【主催者挨拶】
14:00 一般財団法人日本気象協会 北海道支社長 中塚 純
【講演】
14:05 ~15:05
「デジタルツインが導く未来社会の冬期道路交通 ‐Edge-AIによる現実社会の定量化と可視化‐」
北海道大学 大学院工学研究院 准教授 高橋 翔 氏
【パネルディスカッション】
15:20 ~16:50
「気象状況に応じた北海道の効率的な物流体系の確保に向けて」
<コーディネーター>
北海道大学 大学院工学研究院 教授 萩原 亨 氏
<パネリスト>
北海道大学 大学院工学研究院 准教授 高橋 翔 氏
国土交通省北海道開発局 建設部道路計画課 道路調査官 松本 一城 氏
株式会社ラルズ 専務取締役 松尾 直人 氏
北海道物流開発株式会社 代表取締役会長 斉藤 博之 氏
一般財団法人日本気象協会 社会・防災事業部 副部長 小笠原 範光
【閉会挨拶】
16:50 一般財団法人北海道道路管理技術センター 専務理事 村上 昌仁 氏
■シンポジウムのリーフレットはこちらからダウンロードできます。
PDFダウンロード:【日本気象協会からのお知らせ】北海道支社公開シンポジウムのご案内
以上