海事産業向け気象海象データサービス POLARIS(ポラリス)
Services
地球全球の詳細な気象海象データを蓄積した巨大なデータベースによる情報提供と、これを用いた航海支援サービスです。
気象海象データは、船舶の運航効率の評価や設計等はもとより、安全航海・省エネ航海(CO2排出量削減)、航海の事後検証・評価などIoS(船舶のIoT)への取り組みなど、幅広い分野で必要不可欠です。POLARISは、そのような取り組みを全面的にサポートいたします。
Web APIによるデータ取得も可能ですので、海事クラスターにおける新規事業等にもご利用いただけます。


~POLARISの他の動画はこちらから~
・POLARISシリーズの紹介
・POLARIS Hindcastの概要と活用事例
・日本気象協会・日本無線 合同ウェビナー(2020年7月14日)
~POLARISを漫画でご紹介(全4回)~
Vol.1 入門編
Vol.2 航路計画と最適化
Vol.3 実海域における船舶の性能評価
Vol.4 Inmarsatと考える燃費実績格付け制度と船舶評価
◆気象海象予測データ:POLARIS Forecast
高解像度かつ高精度(*)な気象海象予測をオンボードにご提供。お手持ちのPCにアプリをインストールするだけで簡単にご利用いただけます。スポット利用も可能です。
※地球全球エリアは、最大30日予測を提供。
※日本近海エリアは、全球よりさらに高精度なデータを提供。


◆航海計画支援サービス:POLARIS Navigation
POLARIS Forecastを利用した、船舶の燃費削減航海支援サービス。
POLARIS Forecast同様、お手持ちのPCにアプリをインストールするだけで利用可能。ECDISと航路情報のインポート/エクスポートにも対応しています。
※地球全球エリアは、最大30日予測を提供。
※日本近海は、より高精度なデータを提供。

POLARIS Navigation 導入事例
株式会社臼福本店 様「第一昭福丸」
みらい造船様の記念すべき建造船第一隻目となる臼福本店様の「第一昭福丸」は、日本無線様の高速衛星通信システム「FX(Fleet Express)」の導入により、大容量通信が可能となりました。これにより、データ量を気にすることなく、POLARIS Navigationの航海計画支援サービスおよびサービスに含まれる気象海象予測データをご利用いただけるようになりました。
また、日本無線様のレーダJMR-5400とデータ連携することで、POLARIS Navigationで計画した最適航路を、 JMR-5400にエクスポートすることができます。さらに、JMR-5400からはオートパイロットに航路計画を出力できます。これにより、シンプルな操作で効率の良い運航を、総合的にサポートさせていただいております。
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これからは漁船にも省エネ運航が求められることになります。POLARISは波浪以外に海流データもご提供できますので、漁業者様にもお役立ちできると考えております。


◆気象海象追算(再解析)データ:POLARIS Hindcast
船舶の燃費や運航効率の改善に寄与する、地球全球の気象海象データ(追算値)を、航路に紐付けて最小時間間隔10分、最短距離間隔約20m(緯度経度0.01分)にてご提供できます。Web APIにも対応しております。必要な時に必要なだけ、データを取得いただけます。


POLARIS Hindcast 導入事例
OCTARVIA;実海域実船性能評価プロジェクト
OCTARVIA(実海域実船性能評価プロジェクト)は、船舶の実海域での燃費性能評価のための客観的な「ものさし」づくりを目的とした、海事クラスター共同研究です。
このプロジェクトでは、船舶が実際に運航する際に遭遇する気象海象において船舶の速力、燃費等の性能(実海域性能)を正確に評価する方法の開発を目指しています。
日本気象協会はプロジェクト開始当初から参画しており、実海域中の性能解析に不可欠となる、POLARIS Hindcastの提供を行っております。

◆船舶動静監視サービス:POLARIS Plus
POLARIS Forecast、POLARIS Navigationを導入した船舶の動静監視等を行えるWebサービスです。2020年後半リリース予定です。