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2014.10.10

"非常に強い"台風第19号が日本に上陸のおそれ! ~先日の台風第18号に近いコース 3連休を直撃か ~

本情報は2014年10月10日時点の予測資料から作成したものです。

最新の気象情報は、日本気象協会の天気予報専門サイトhttp://tenki.jp/ 等で確認下さい。
 

  一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、来週前半にかけて日本に接近・上陸する恐れのある台風第19号に関する情報を発表します。台風第19号は、13日(月)頃から14日(火)頃にかけて日本に上陸する恐れがあります。この台風は、先日、大雨や土砂崩れによる被害が出た台風第18号と勢力や進路が似ているため、進路にあたる地域では厳重な警戒が必要です。また、台風第19号は沖縄・奄美~北日本を縦断する恐れがあるため、3連休にお出かけの予定のある方は出先の気象情報に十分注意してください。

◇全国的に大雨・暴風に警戒を! 

台風19号_大雨・暴風警戒期間.png

  台風第19号は10日(金)12時現在、中心気圧920hPa、中心付近の最大風速50m/s、 “大型”で“非常に強い”勢力で、沖縄の南海上を北へ進んでいます。台風はこの後も北上を続け、12日(日)頃には奄美諸島近海に達し、その後は進路を次第に東よりに変えて、13日(月)頃には九州の南に達した後、14日(火)にかけて西日本に接近・上陸して北日本付近に進む見込みです。沖縄付近の海面水温が平年に比べて高く、台風が“大型”で“強い”勢力で日本に接近、あるいは上陸する可能性があり、警戒が必要です
  台風が接近する地域・海域では、大雨や暴風に警戒が必要です。また、台風から離れた地域でも、前線や台風周辺を回る暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの突風が発生する恐れがあります。台風が接近する前でも、気象の急変には十分ご注意ください。今回の台風は西日本~東海地方に接近・上陸し北日本に達する予想のため、全国の広い範囲に影響を及ぼす可能性があります。

  なお、大雨や暴風がピークを迎えた頃になると、避難をすることすら危険になるため、天気が大荒れになる前に早めに避難を済ませておく必要があります。そのためにも、大雨注意報・警報や土砂災害警戒情報などの気象情報や、自治体からの避難勧告、避難指示等の情報に十分ご注意いただき、早めの行動を心がけるようお願いします

  また、沿岸部では高波が予想されており、こちらも台風が近づく前から危険な波の高さになる恐れがあります。波浪の注意報・警報に注意し、波が高いときは海岸付近には近づかないようしてください

◇広範囲に甚大な被害をもたらした過去の台風に匹敵する可能性!
  今回の台風第19号は、2004年10月18日~21日に広範囲に大雨をもたらした“台風第23号”に匹敵する台風になる可能性があります

  2004年台風第23号は、10月20日13時頃に大型で強い勢力のまま高知県土佐清水市付近に上陸し、15時過ぎに高知県室戸市付近、18時前に大阪府南部に再上陸し、近畿地方から東海地方を進みました。
  台風と前線の影響で広い範囲で大雨となり、四国や大分県では期間降水量が500mmを超えたほか、近畿北部や東海、甲信地方で300mmを超えて、九州から関東にかけての多くの地点で日降水量の記録を更新しました。この大雨で死者95名、行方不明3名、負傷者721名、住家全壊907棟など甚大な被害が出ました(気象庁ホームページ「災害をもたらした事例」より)
  今回の台風第19号も、この台風と似たような進路を取る可能性があります。また、中心気圧や勢力なども台風第23号に匹敵する上、上陸しても勢力を保ったまま北日本へ達する見込みです。このため広い範囲で災害が発生する程の大荒れの天気となる可能性もありますので、全国的に来週前半にかけては気象情報に注意していただくとともに、大雨や暴風等による災害の発生に厳重な警戒が必要です
 

 

20141010_ 台風第19号の進路予測.png
今回の台風第19号と2004年台風第23号の進路比較

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