需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト(経産省補助事業)

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需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト(経産省補助事業)

プロジェクト概要

平成28年度 次世代物流システム構築事業 
需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト
平成28年度 次世代物流システム構築事業
需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト
需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト


  メーカー(製)、卸売事業者(配)、小売事業者(販)の各社が連携し、気象予測を活用した需要予測を共有することで、その商品のロスや、無駄に発生するCO2の削減を目指すプロジェクトです。本プロジェクトでは気象を経済に生かし、サプライチェーンの効率化を目指します。

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 2016年度の取り組み 


  2016年8月18日(木)にサンシャインシティ コンファレンスルームにて2016年度第1回委員会を開催し、プロジェクト3年目が始動しました。

2016年度第1回委員会_全体.jpg   2016年度第1回委員会_吉開さん.jpg
【2016年度 第1回委員会の様子(右:JWA吉開データアナリスト)】



  経済産業省の補助金事業として最終年である2016年度は、日本気象協会が本プロジェクトのプラットフォーマーとして製・配・販の異業種連携をさらに加速させ、特にCPFRを推進します。そして事業者(製・配・販)や消費者を含めた社会全体が利益を共有できる世の中を目指していきます。

 

連携イメージ.png

 

CPFR(しーぴーえふあーる)とは・・・?
  Collaborative Planning, Forecasting and Replenishmentの略で、メーカー(製)、配送事業者・卸(配)、小売り(販)が相互に協力して、「商品の企画・販売計画」「需要予測」「在庫補充」を協働して行い、欠品防止と在庫削減を両立させることを目指す取り組みのことをいいます。

日本気象協会が2016年度に行うCPFR
  本プロジェクトではメーカー1社と小売業1社の計2社に日本気象協会の需要予測情報を提供するすることにより、サプライチェーンの効率化を目指します。

これまで小売業からの発注量を予測して商品を生産する「見込み生産」をしていたメーカーでは、そこで生産量と発注量にミスマッチが生じ食品ロスの発生要因の一つになっていました。本プロジェクトでは、日本気象協会がハブ(中心)となり独自の需要予測を2社に提供します。その情報を参考に小売業が発注を早め、「受注生産」を可能にし、ミスマッチをなくします。


*・*・*

 

さらに人工知能(AI)を用いて需要予測手法を高度化
  精度の高い需要予測を行うために、2016年度は人工知能(AI)をこれまで以上に活用して経済効率化の枠組みを構築する予定です。

AI脳内イメージ.png

具体的には下記のような内容に取り組みます。


● 汎用的な需要予測モデルの開発
  気象データと人工知能(AI)技術を組み合わせて汎用的な需要予測モデルの開発を行います。その際、店舗ごとの気象条件の違いや、商品ごとの気象感応度の違いに応じた柔軟な予測情報の開発を行います。

● 気象パターンの分類
  異業種連携の実現のために人工知能(AI)を用いて気象パターンを分類します。
  過去の商品需要と気象状況から、商品ごとに売り上げが変化しやすい気象パターンを把握し、天気予報で得られる将来の気象パターンから注目すべき商品を特定することにより、適切な販売計画を立てられるようになります。また、消費者の来店傾向や購買傾向から気象による影響が大きい特徴を分析し、気象状況に応じた適切なオペレーションにつながる情報を開発します。


 
~2015年度の委員会の様子~

◆第1回委員会(2015年9月28日)
TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターにて第1回委員会を開催しました。昨年度の成果を報告するとともに、今年度の計画について討議したほか、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター様に「人工知能の利用」と題してご講演いただきました。

 

2_第1回委員会左.jpg   2_第1回委員会右.jpg
【2015年度 第1回委員会の様子(右:中野プロジェクトリーダー)】
 

 

◆第2回委員会(2015年12月22日)
サンシャインシティ文化会館7階会議室にて第2回委員会を開催いたしました。日本気象協会から今後の事業化に向けた説明や小売業解析結果の説明をさせていただいたほか、相模屋食料様とネスレ日本様に実証実験の結果報告をしていただきました。

また、特別講演として本プロジェクトに学識経験者としてご協力いただいています、立教大学大学院 特任教授の張 輝先生にビジネスモデルの構想と製配販連携の視点についてお話いただきました。

 

第2回委員会左.jpg   第2回委員会右.jpg
【2015年度 第2回委員会の様子(右:特別講演 張 輝先生)】

 

◆第3回委員会(2016年2月18日)
TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターにて第3回委員会を開催しました。平成27年度最後の委員会である今回は、以下の成果について報告させていただきました。
・製配販連携を視野に入れた鍋つゆの解析結果
・人工知能を活用した小売りの解析結果ならびに体感気温の検討結果
・気象情報を需要予測に活用することによる二酸化炭素削減量(実証実験結果)

また、日本気象協会の櫻井事業統括部長から今年度のレビューと来年度の計画について説明をさせていただきました。

 

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【2015年度 第3回委員会の様子(右:櫻井事業統括部長)】

このプロジェクトに関するお問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。